最近、お互いの位置情報を確認できるスマホアプリが流行りつつあります。
登録した友だちの居場所や、子供の安全対策、恋人、夫婦間での位置情報共有に利用されていますが、その利便性の反面、悪用される可能性も考えられるため、世論では賛成派と反対派の間で議論が交わされています。
みなさんは、賛成・反対、どちら派でしょうか?
今回は、位置情報共有アプリの活用方法やメリット、デメリットを考えていきたいと思います。
友だち間での位置情報共有
位置情報共有アプリは、友だち間、サークルなど大人数での待ち合わせに非常に便利です。
自分が位置情報を共有したくない時は、位置情報をオフにできたり、アプリ内でチャットが出来るような便利な機能もあります。
また、キャンプやスノボなどの大自然でのアウトドア、大規模フェスティバルなどにグループで行く場合も役立ちます。
なので、友だち間での一時的な位置情報共有に関しては、賛成派が多いです。
子供の位置情報共有
子供の安全対策の為の位置情報共有も、賛成派が多いです。
中学生、高校生になると、塾やアルバイトで帰りが遅くなることもあります。
大切な我が子が誘拐など危険な事件に巻き込まれない為にも、子供の携帯に位置情報共有アプリを導入している親御さんも多いのです。
また、子供だけでなく、ファミリーで位置情報共有アプリを活用するのも良いでしょう。
お年寄りの介護、迷子、安全対策にもなります。
また、位置情報共有を登録しているメンバーが、決まった目的地に到着したら、グループ内のメンバーチャットに自動的に知らせが届く機能もあるので、子供がきちんと習い事やバイト先に到着したかどうか? なども確認できます。
そして、子供やお年寄りの安全対策として、ファミリー位置情報共有をしたいと言えば、本当は位置情報共有をしたくない旦那を説得する理由にも使えます。
密かに旦那の浮気防止抑止力にもなり得るのがファミリー間での位置情報共有アプリです。
恋人、夫婦間での位置情報共有
恋人、夫婦間での位置情報共有に関しては、最も賛否が分かれます。そして反対派が上回ります。
何故なら、多くの場合が安否確認よりも浮気対策としての位置情報共有だからです。
位置情報を共有したいと言われるだけで信頼されていない気がしてショックを受ける人もいます。
また、浮気後の戒めとしての位置情報共有アプリ使用という例もあります。
しかし、浮気癖のある人の場合は、例え位置情報共有アプリを使用したとしても、浮気工作を考えたりもします。
あえて相手が安心するような場所に位置情報共有アプリの入った携帯電話を置きっぱなしにして、浮気に出掛けるなど巧妙なテクニックを駆使してでも浮気に出掛けたりするのです。
アウトドアスポーツで安全対策に活躍
登山や釣りなどのアウトドアスポーツに特化した位置情報共有アプリなどもあります。
電波のない大自然の中でも利用可能であったり、同じ趣味の仲間を探したり、自分の趣味の記録が出来る機能もあったりします。
さいごに
位置情報共有アプリについては、用途によって賛否が分かれます。
いずれにせよ、浮気調査などの為の、合意の無い位置情報共有アプリ導入には、殆どの人が反対しています。
監視されている気分で窮屈、プライバシーの侵害などが理由です。
とくに恋人、夫婦などの男女の間での位置情報共有アプリに関しては、相手に合意を得る点が最も大変だったりもします。
(キタミカ/ライター)
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