ママ友を作らなくても平気な地域もあれば、ママ友付き合いが子ども人間関係にも大きな影響を及ぼす地域もあります。
最低限あいさつを交わしたり、保護者会では当たり障りのない態度をとったりしていれば、たいていの場合問題にはならないはずなのですが……
どうしてもママ友たちの中で孤立して、子どもに悪影響を与えてしまうママさん。
どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?
孤立するママに子どもは気づいているのか
幼稚園バスのお迎えに行けば、近所のママ友と軽くあいさつと会話を交わすものでしょう。
今日は誰とも話さなかったとしても、1週間毎日誰とも話さないことはないと思います。
ママ友たちの中で孤立していると、バスから降りてきた子どもはママ一直線でありながら、違和感に気づきます。
だって、他のママたちと子どもたちはまだお話しして残っているのに、自分たちだけいつもすぐに帰らなければいけないのですから。
よその子どもだって、「いつもあの子だけ先に帰っちゃう」ことに気づいて、不思議に思うことでしょう。
子どもって、本当に大人のことをよく見ています。
他のママ友と打ち解けられない理由
このママは、どうしていつも居づらそうに
「じゃあ、お先に……」
なんて言いながら子どもの手を引っ張ってその場を去っていくのでしょうか。
ひとつの可能性として、八方美人であることが挙げられます。
あっちのグループでは周囲に合わせてああ言っていたのに、こっちにくると手のひらを返して反対の意見に激しくうなずいていたり。
みんなにいい顔をしていたいので、話していてもあいまいなことしか言わず、不信感を周囲に与えていたり。
そうこうしているうちに、周囲のママがみんな少しずつ、八方美人ママと距離を置くようになるのです。
そこで無理くりママ友の輪に入ろうとすると、悪く思われてしまうかも……と一歩引いて、誰かから声をかけてもらえるのを待っているんですね。
孤立ママにありがちな特徴はこんなところ
あるいは、ケチなママなのかもしれません。
他のママ友に自分の子の面倒を見てもらったのに、お礼も何もなく「またよろしく!」なんて言うタイプとか。
みんなでご飯を持ち寄ってのお食事会を開けば、自分たち親子の分だけサンドイッチを持ってきている。
2リットルのお茶一本だけ。
しまいには「玄関に忘れてきた」と、他のママたちが持ち寄ったものをバクバク食べ出す始末。
それともその逆で
「うちはセレブだから、庶民の皆様とは親しくしませんのよ」
といった態度でわざわざ嫌われている人なのかもしれませんね。
嫌味な人と付き合いたいと思う人はいないはず。
ただでさえ大変なママ友関係ですから、避けられるトラブルは予防しておくに越したことはありません。
子ども社会に影響を与えない範囲で親しくしたい
ママ友たちの中で孤立する理由は、それぞれだと思います。
でも、どの孤立ママも子どもには健やかに成長してほしいと願っているはず。
ちょっと浮いているくらいなら問題ないのでしょうが、あいさつくらいはお互いに明るく交わせるような関係を保っていきたいですよね。
(廣瀬伶/ライター)
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