「マウント合戦」なんていう言葉もあるほど、無意識にマウントを取ってしまう女性は少なくありません。
しかし、故意にやっていないケースもありますよね……。
友好関係を良好に続けて行くために、マウント女子になりたくないと思っている場合に、どのような点に気をつけたらいいでしょうか?
日々、隠れマウントでイラっとしている人に意見を聞いてみました。
1.自虐ネタに自慢を混ぜ混まない
「自虐ネタも言い方によっては自慢にしか聞こえずマウントを取られたと感じさせてしまうので気をつけましょう。私の女友達ですが自虐ネタをよくいうのですが自慢にしか聞こえないんですよね。
例えば学歴。一流には届かないものの誰もが知っている大学卒です。それを『私、全然勉強しなかったから○○大学卒だし』と。自虐に聞こえなくもないですが『勉強しなくても○○大学に入れる素質』を自慢したいように聞こえます。
他には『チキンだから自分で告白したことないんだよね』と。自分で告白しなくても周りが放っておかないという自慢。話し方のトーンでも変わってきますが、こういう事を偉そうに話してしまうと相手は嫌な感じを受けるので気をつけたいですね」(20代・女性)
自虐ネタは心から相手を楽しませる思いで言わないと、相手は自慢に気づいて嫌な気持ちになるかもしれません。
「そんなことないよ」という言葉を期待していないか、一度考えてみましょう。自分を貶めたくない一心で無意識に自慢を含んでしまうことがありますが、それなら自虐ネタを避けるのが無難でしょう。
2.他人と比較しない
「世の中にマウント女子は溢れるほど存在します。女子に限らず、男性でも何かとマウントを取りたがる人っていますよね。私はそういう人と話す度に『本当はコンプレックスの塊なんだろうな』と感じます。本当に充実した毎日を送っていて自信に満ち溢れている人は、わざわざ他人に対して不必要な自慢をしません。他人と自分を比較していないからです。マウント女子にならないためには、不必要な自慢をしないように心掛けたいですね」(30代・女性)
「あなたに比べて、私はこうなのよ」というニュアンスを含んでいるからこそ、マウントに感じてしまうんですよね。
他人と比較しない習慣を作ることで、無意識にマウントを取らないようになれそうです。
3.自分の話は後にする
「よくマウントを取られたと感じるのは、自分の話を遮ってまで自慢話や苦労話をされる時です。例えば楽しい話をしているタイミングで『私も!』みたいな切り出し方で話を遮られてしまうことがあります。自分も話す気がなくなってしまいますし、そのような切り出し方で始まる話全てが、とは言いませんが話を遮った後はその人の話のオンパレードな気がします。周りのうんざりした姿に気付かない姿も見受けられるので、出来るだけ人の話は最後まで聞く、という所は大切にした方がいいと思います」(20代・女性)
話を遮ってまで、話に参加してしまうところにマウントを取られたと思う人はいるようです。
話好きの方もいると思いますが、話終るタイミングまで待ち、自分語りばかりにならないように配慮しましょう。
まとめ
事前にマウントを取らないように気を使うのはもちろんですが、「マウントだったかもしれない」と思ったときに素直に謝るのはタブーです。
嫌味に聞こたり、相手はマウントと思って言ったんだ……と思ってしまうことがあるからです。
「しまった」と思ったら、さりげなくフォローしてみてはいかがでしょうか。
学歴自慢をしてしまったなら、「でも、無茶して入ったからなかなか授業についていけなかったな」と自分の情けない部分を素直にさらけ出したり。
あるいは、「高学歴彼氏を狙って無茶して入ったけれど、無理だったわ(笑)〇〇ちゃんは性格がいいから、魅力的な男性が集まってきて羨ましい。バカな考えでタイミング逃した〜!」と、相手を持ち上げてみたり。
マウントの意図がないことをさりげなく伝えられるといいですね。
(神崎なつめ/ライター)
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