職場や飲み会などで、何かことあるごとに「私の方が上よ」と、優位性を主張してくる女子に遭遇したことはないでしょうか? 世間では彼女たちのことを「マウンティング女子」と呼びます。この言葉は、漫画家の瀧波ユカリさんによって生み出されました。
今回は、瀧波ユカリさんとエッセイスト犬山紙子さんの対談集『女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態』(筑摩書房)を参考に、マウンティング女子にならないための方法について、その行動パターンとともに考えていきたいと思います。
マウンティング女子の種類とは?
本書によると、マウンティング女子には、様々なタイプがあるようです。一例を挙げると、以下の通りです。
・プライベートを根掘り葉掘り聞いてきて、友達を装いつつマウンティングをかましてくる“親友型”
・「もっとこうした方がいい!」とアドバイスをしているように見せかけて、現状を否定している“カウンセラー型”
・自分の知識をひけらかす“情報通型”
・「彼氏からの束縛がひどくて辛い……」「本当にヤバいやつと付き合っちゃった……」「彼氏いなくていいな〜」など、自分を貶めているようで実は上げている“自虐型”。などがあります。
マウンティング女子にならない。そして被害を防ぐには?
さて、最も気をつけるべきは、マウンティング女子への対処法ではなく、そもそも「マウンティング女子にならない方法」でしょう。
マウンティングばかりしてくる女子を事前に察知し、きちんと距離をとりましょう。そして、自らもマウンティング女子となり、不毛なマウンティング合戦にならないように気をつけましょう。正直、マウンティングをしている側は、カタルシスを感じて気持ち良かったりするので、なかなか止めることができません。
もしもあなたが相手からのマウンティングに気づいたら、ノーダメージをアピールするのではなく、マンティング返しをするのでもなく、「え、それってマウンティングじゃない!?」「そういう言い方ってマウンティングだよ!」と、ストレートに今くらっているマウンティング攻撃を本人にも周囲にもアピールすることが効果的です。
さいごに
今回は、マウンティング女子の種類と、マウンティングをする危険性についてご紹介してきました。
マウンティングを一度もしたことがない女子はいないと思いますので、無意識のうちにある程度とってしまったマウンティングは仕方がないと思いますが、友達と会うたびにマウンティング合戦をしてしまっているような状況は、はっきりいって普通ではない関係性になってしまっている状態と言えるでしょう。
友達との関係を良好に続けていきたいなら、また自分自身が後から後悔したり、自己嫌悪に陥りたくないのならば、「マウンティングはできるだけしない」と決意しておく必要があると言えるでしょう。
今来 今/ライター
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