人間関係でクッションになりがちの人がその役回りをやめる方法

いつも誰かに、都合よく利用され、クッションになりがちな人というのはいます。

それは、男女関係に限らず、友人関係、仕事関係、そして、親子兄弟、親戚関係の中でも起こりうることです。

騙されたり、見下されたり、利用されたり、何故か、いつも損な役割をしている人が、そんなポジションから抜け出す為にはどうしたら良いのでしょうか?

利用する人、利用される人

世の中には無意識的にも人を利用する人がいます。

そして、利用される人は、環境や人間関係を変えても、いつもターゲットにされてしまいます。

他人を利用する人は、表面的にはとても良い人が多いのです。

何故なら、ズル賢いので、自分が周囲から嫌な人間だと思われないように、巧妙な手口で、弱い人間、ターゲットを陥れ、利用するのが上手だからです。

他人をクッションにする人の特徴

他人を利用するようなズルイ人は、自分より強い立場の相手には手を出しません。

そして、感覚的に自分より弱い立場の人間を嗅ぎつけ、ターゲットにします。

まるでサバンナの動物たちのようですが、人間界でも、目には見えない同じような現象は起こっているのです。

特徴①相手によって態度を変える

損得勘定で人間関係を考えている人は、自分が損をしない為に弱い立場の人を巧妙に利用します。

例えば、上司の前では、とてもいい顔をし、新人社員を影でイビるようなお局さんなどです。

そのような人は、誰かを犠牲にして、上の人に媚びるのがとてもうまいのです。

特徴②初対面から距離が近い

出会って間もない頃から、長年の親友のように振舞ったり、なんでもないのに頻繁に贈り物をしてきたりする人には要注意です。

そのような人は、自分が無意識に、もしくは計画的に他人を利用しているという人間だということを、ターゲットや周囲の人に気がつかれないようにする為の巧妙な手口だったりします。

ターゲットにされない為には

自分のいる世界での権力者や、立場の強い人と親しくなるという方法もあります。

しかし、これは一時的な対処法でしかありませんし、これでは、あなた自身も

誰かを利用して、自分の身を守っているということになるので長期的な目線では、オススメはできません。

他人をクッションにし、利用するような人のターゲットにならない為には、何より「自分に自信を持つこと」です。

どんなに相手に煽られ（あおられ）ても、嫉妬や競争心を持つことなく平然としていましょう。

また、人は人、自分は自分としっかりと線引きをした上で、相手を尊重した人間関係を築けるようになれば、他人をクッションにするようなズル賢い人たちは寄ってこなくなるでしょう。

既にターゲットになってしまっている場合の対処法

どんな人が、他人をクッションにするのかが、分かってくれば、最初から距離をとり、仲良くならない、弱みを見せない、プライベートなことは話さない、など対処できます。

しかし、気がつかずに仲良くなり、既に上下関係が出来てしまった場合は、抜け出すのに苦労することもあります。

他人をクッションにして、自分のポジションをキープしたり、自尊心を満たしたりする人の原因は、本当は「ありのままの自分に自信がない」からです。

自分に自信が無いので、自分より立場の弱い人間を作り出し、彼らを見下すことで、偽りの自信を得て、なんとか生きている状態なのです。

しかし、厄介なのは、本人たちは、その本質に気がついていないのが特徴です。

なので、いくら注意しても、話し合っても、分かってもらえないことも多いでしょう。

むしろ、そのように強く出ると、今度は被害者のような振る舞いで、他の人を味方につけ、注目を浴びようとしたりもします。

ターゲットにされてしまったら、とにかく、縁を切ることをオススメしますが、相手が会社の上司や同僚など、難しい場合もあると思います。

そんな時は、まず、相手に嫌われることを恐れず、必要最低限の付き合いにシフトしていきましょう。

相手が、何か悪い噂をしたり、嫌味を言ってきたりなどしても、決して反応をしてはいけません。

しばらくは、攻撃が続くかもしれませんが、相手にせず、自分のことに打ち込み、生き生きと楽しんで生活をしていれば、あなたをクッションにして利用するような人は近づいてこなくなります。

（ライター／キタミカ）

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