有名なアドラー心理学でも「人間の全ての悩みは対人関係」と言われているほどです。
家庭、職場、学校と生きていく上で、人間関係は切っても切り離せない問題です。
対人関係の中でも厄介なのが「嫉妬」。特に嫉妬は自分と似た境遇、立場の相手に向けられます。
職場で、同期入社の女性社員の活躍を羨ましいと思ったり、寿退社をしていく姿にヤキモキするのは嫉妬の感情です。
同じ職場、女同士、となれば、つい無意識に比較対象してしまいます。
そんな職場での女性同士の嫉妬は巧みなので、この方法を知らないと、ふと気が付けばいたたまれない状況になっているかも。
今回はそうならないための処世術をお教えします。
目次
嫉妬深い女性を見抜く
他者から見て成功しているように見えても、本人の心に余裕がなく嫉妬深い女性は存在します。
さりげなく他者を否定するような発言がある女性や、怒りのエネルギーが強い女性、マウンティング女性には要注意。
嫉妬心をコントロール出来ていない証拠です。
その嫉妬があなたに向けられる前に回避しましょう。
自慢話は控える
絶対に自慢話はしてはいけません。
「彼が記念日に素敵なデートを演出してくれたんだ。」なんていう、女性の何気ない恋話にも注意です。
嫉妬女性に彼氏がおらず、それを気にしているのであれば、彼女にとっては自慢話になります。
プライベートなことは話さない
嫉妬女性は、あなたが何とも思ってもいないことに嫉妬します。
例えば「ずっと欲しかったブランドのバック、ゲットしちゃった~。」
なんて、何気ない日常会話も地雷です。
自分が欲しいと思っているのに、なかなか手に入らないものを他者が手に入れてしまうと嫉妬してしまう可能性は高いですね。
しかし嫉妬深い女性は、特に自分が欲しいと思っていないバックをあなたが手に入れて喜んでいるだけでも嫉妬します。
それは、自分があまり満たされていないので、嬉しそうなあなたに嫉妬しているのです。
なので嫉妬深い女性にはプライベートな話は控え、当たり障りのない、天気やニュース、芸能界やテレビの話、業務内容だけ話すようにした方が安全です。
自分の失敗談や間抜けな部分を話して親近感を持ってもらう
「昨日、カレーを作ってたら焦がしちゃったんだよね。」「実は会議中に居眠りしちゃった。」など、あなた自身の失敗談を話すことで嫉妬女性に親近感を持ってもらい、嫉妬の対象から外れましょう。
とはいえ、やり過ぎには注意です。
嫉妬女性のマウンティング対象者として、下のポジションに見られてしまうと、それはそれで厄介です。
自分を低く見せすぎない
誰かの嫉妬に怯えて、あえて自分を低く見せてしまう人もますが、それは逆効果です。
「私なんて大したことないです。」という謙遜は、嫉妬女性の餌食。
嫉妬をコントロールできない人の多くは、どこかコンプレックスを抱えていたり、本当の意味での確固たる自信を持てない人です。
そんな人は、他人を下げることで自分を上げようとする癖があります。
なので謙遜しすぎていると、嫉妬女性の自信を保つためのマウンティング対象になりやすいでしょう。
腹を割って話してみる
同じような境遇、ポジションでも、お互いによく知らないから嫉妬の感情が巻き起こるのです。
思い切って仕事終わりにサシで呑みに行き、腹を割って話してみる。
同じ企画グループになり、共に協力して徹夜でプロジェクトを仕上げる。
などの機会があれば、仲間だとみなされ嫉妬の対象から外れることが多いです。
嫉妬心は誰にでもある発作のようなもの
嫉妬心は誰にでもある無意識の発作です。
女性も活躍する職場では、女性同士だけでなく、男性社員からの嫉妬に悩むこともあります。
誰かを羨ましいと思ったりするのは当たり前の感情ですが、それをコントロール出来るか出来ないかが問題点です。
相手の嫉妬心に振り回されても、自分の嫉妬心に振り回されても、出世や成功の妨げになります。
誰かの嫉妬心を恐れすぎると、自由に自分が表現できず最低限の仕事しかこなせなくなり能力発揮が出来なくなります。
何故なら、目立って評価を得てしまうと、更に嫉妬されるのではないかという恐怖から、自分を抑え付けてしまうのです。
また、自分の嫉妬心に振り回されている時は、正しい選択や判断ができなくなります。
嫉妬の感情は伝染します。
誰かから受ける嫉妬も、自分自身に沸き起こった嫉妬も、上手くコントロールし、スルーしていきましょう。
<ライター/キタミカ>
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