人生の最大の無駄は、「悩み」と言われることもありますが、悩みが皆無な人なんて存在するのでしょうか?
人間は悩むからこそ、成長するという温かな意見もあります。
年齢を重ねるごとに、変化する女性の悩みについて考察してみました。
悩んでいるのは自分だけではないんだ! と思えれば少しは気が楽になるかもしれませんよ。
20代前半女性
若さを武器に使える年頃ではあるけれど、新社会人になり、それなりに悩みも増えます。
憧れの職業についたはいいけれど、理想と現実のギャップに耐えられない。
同年代の中には、まだ学生を続けている友人も多く、自分自身もなかなか学生気分が抜けない。
そして、学生時代にはない仕事への責任感も悩みの原因です。
なかなか仕事が上手くいかず、先輩上司に怒られてばかりで大人としての自信を喪失してしまう人もいます。
そんな風に悩んだ時、体力溢れる20代前半の女性は、仕事終わり、休日に思い切りプライベートを充実させて、上手くストレス発散をしている人も多いです。
20代後半女性
人生100歳時代と言われるようになりましたが、日本社会の感覚では、20代後半になるとアラサー、もう若くないと思われてしまう風潮があります。
一般的に結婚ラッシュもこの時期。
婚活かキャリアを選ぶか悩む女性も多いです。
そして、実はアラサーの自覚を持てない女性も多いのです。
口では「アラサーだから」と言っていても、なかなか若い頃のメイクやファッションから抜け出せなかったり、心の奥では「まだギリギリ20代だし……」という気分。
とはいえ、オールナイトで遊んだり、徹夜仕事明けのコンディションが20代前半とは明らかに違い、キツイと感じることも。
体力的にはアラサーを意識せざる得なくなるので、人生の選択を迫られる狭間世代の悩みは尽きません。
30代前半女性
20代後半で結婚を選んだ人も、そうでない人も、出産、子供の有無を考え始める時期です。
第一子を産むならば30代半ば頃までが、体力的、精神的にも安全であると言われています。
多くの女性が、子供を持つ人生か、持たない人生かという究極の悩みにぶち当たるでしょう。
30代前半では、キャリア志向で、結婚や出産に興味が持てない女性も多くいます。
そんなバリキャリ女性の中には、転職をするか、独立をするかなどで悩む人も。
いずれにせよ、肌の老化はどんな女性にも平等に訪れるらしく、明らかにファンデーションのノリが変わった、プチプラコスメはもう使えない、などという美容の悩みは共通にみられます。
30代後半女性
30代後半となると、いよいよ出産適齢期のラストチャンス。
バリキャリ街道を突っ走ってきた女性でも、ふと頭をよぎる問題だったりします。
また、20代後半の結婚ラッシュ、そして出産、子育てを選んだ女性の中には、育児休暇後の仕事復帰について悩む人も多いです。
出産前と同じ職場に戻れるような人はラッキーで、多くのワーキングママさんは、新しい職場、職業と育児、子供の保育園や学童などについて頭を悩ませています。
40代
ここまで独身を貫いてきた人も、バツイチの人も、やっぱり結婚を諦められない女性も多いみたいです。
そんな女性にオススメのロマンティックコメディ映画が「45歳からの恋の幕アケ!!」です。
45歳独身の英文学教師の主人公リンダは他人と関わるのが大嫌い。
真面目に高校教師をして趣味の読書に没頭する時間が何よりも幸せな彼女に人生の転機が訪れます。元教え子とのラブロマンスや、失職、そして……。という内容です。興味を持たれた方はぜひご覧になってみてください。
子育てもひと段落する時期なので、不倫の問題に悩む女性も多い年代です。
50代
50代で閉経する人がほとんどなので、更年期障害や女性ホルモンランスの崩れによる精神不安定などに悩む人が多くいます。
また、結婚をし、子供を持った人も、独身を貫いてきた人も、老後の貯蓄や生活について意識せざる得なくなってきます。
第二の人生の幕開け世代でもある50代。
思い切って楽しめる人と、そうでない人にハッキリとわかれるみたいです。
さいごに
どの年代の女性も悩みは尽きません。
ここで大切なのは、悩みと不安を一緒にしないことです。
悩むことはある点では、人生を成熟させるスパイスのようなもの。そして必ず解決策があります。
しかし、悩みすぎて不安がばかりがつのると、ネガティブ思考のループから抜け出せなくなり、不幸な人生になってしまうので要注意ですよ。
(ライター/キタミカ)
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