やりたいことが見つからない……やりがいを感じられないときの対処法

この歳になっても、自分のやりたいことが見つからない……
そんな悩みをもつアラサー女性は多いでしょう。
たとえば「〇〇の仕事に就きたい」とか「結婚して自分の子どもがほしい」とか。

自分のまわりで輝かしい生き方をしている人をみると、つい自分の人生をと比較してしまい、生き方に悩んでしまうこともあるかもしれません。
今回は、人生のやりたいことが見つからない、やりがいを感じられないときの対処法について考えてみました。

アラサー女性の生き方の手引き　やりたいことがないのは悪いことではない

まず、
「やりたいことが見つからない」
「自分の人生のやりがいはなんだろう？」
と疑問をもったとき。
そうした悩みをもつ自分に、虚無感を抱く女性は多いかもしれません。
それこそ、
「自分にはなにもない」
「なんて自分はつまらない人間なんだろう」
と――

でも、やりたいことが見つからない、人生のやりがいが見つけられないことが、悪いことではないのです。
たとえば将来を見越して、安定した仕事に就いて、これといった刺激はないけれど、毎日を穏やかに過ごせている……これだけでも十分幸せな人生ですよね。

人間には欲があるので、自分にないものをもっている人のことがついうらやましくなったり、憧れの気持ちを抱いたりするものです。
ただ、上を見てもキリがありませんし、隣の芝生は青く見えるもの。

なにをもって幸せとするのか。
その幸せの定義は人それぞれですが、それこそ、仕事があってお金があって、健康で友達がいて――という、いまある自分の状態を客観視し、その状態を悪く思わない。
それは自分のいまの状況を悲観せず、むしろ肯定するひとつのポイントになるのではないでしょうか。

アラサー女性の生き方の手引き　やりたいことをやっている友人と関わる

やりたいことが見つからない。
今やっていることにやりがいを感じられない――そんなときにちょっと考えたいことが、こういった虚無感を感じていない人と接点を持つことです。

それこそ、自分がやりたいと思っている仕事に就いているとか。
就こうと努力しているとか。
自分の人生を楽しく過ごすために、交流関係を広げようとしたり、趣味を作ろうとしたり――

そうした友人や知人に刺激を受けて、自分もなにか新しいことにチャレンジしようと思うことは大切なことですよね。
やりたいこと、やりがいを感じることは、なにも仕事にかぎった話ではありません。
趣味、ライフワーク、毎日の生活でも、なんでもいいと思います。

自分のやりたいように道を進んでいる友達、知人を目標にしながら、ぜひ自分の大きな目標から小さな目標を考えてみて。
目標ができると、それが生きがいとなり、自然とやりたいことが見つかったり、やりがいを感じられたりするようになるはずです。

アラサー女性の生き方の手引き　まずは一歩、行動してみる

やりたいことを見つけ、やりがいを感じられるようになるには、まずは手あたり次第に、気になることをやってみることです。
目標がかなわないこともあるでしょう。
でも、それは、やってみるまでには、わからなかったことです。
ひとつの物事を打ち込むと、それが自分の経験値になります。
それが、次のやりたいことにつながるかもしれません。
自分の向き不向きもわかることでしょう。

これは仕事にかぎった話ではありません。
それこそ恋愛なら、どんな人が自分に合っているのか、とか。
いろいろな人と出会うことで、自分はこういう人と付き合いたい、と思えるかもしれません。
いい出会いも得られるかもしれません。

まずは、自分が興味をもったことに、積極的に行動する一歩を踏み出せるといいですね。

おわりに

あなたの人生は、あなたのものです。
人のために生きることもいいでしょう。
自分の人生に悩んでしまったときは、ちょっとこんな風にも考えてみてくださいね。

（柚木深つばさ／ライター）

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