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大人の女性として、美しい日本語・正しい敬語を使いたいものですよね。

今回は、間違えがちな敬語と正しい敬語の使い方についてご説明します。

 

信頼度・好感度アップに役立つ、敬語の基礎について理解しておきましょう。

 

正しい敬語1. 敬語はひとつの単語にひとつ「ご利用になられますか」はNG

 

「正しい敬語を使わなくちゃ」

「偉い人だからできるだけ丁寧に言わないと」

と過剰に敬語を使おうと意識するあまり、
「ご利用になられますか?」
のように間違った使い方、二重敬語になってしまっている場合がよくあります。

 

ご利用になる、は尊敬語

〜られる、も尊敬語

 

つまり、ひとつの単語に二つの敬語が入ってしまっているのです。

敬語はひとつの単語にひとつだけが正しいので、
「ご利用になりますか?」
が正しい敬語なのです。

 

正しい敬語2. 上司には、「承知いたしました」

 

上司のメールへ返事をする場合、以下の3つのうち、どれが正しい敬語だと思いますか?

 

「承知いたしました」

「了解しました」

「了解いたしました」

「かしこまりました」

 

全部使ったことがある、という方も多いと思います。

 

正解は「承知いたしました」または「かしこまりました」です。

 

なぜ「了解しました」「了解いたしました」がNGなのかというと、
そもそも、「了解」という言葉は、「理解しましたよ。許可します」といった意味を含み、上の人が下の人に対して許可を与える、というニュアンスのある言葉なのです。

 

そのため、「了解」は上司から部下に対しては自然ですが、部下から上司には使用すべきではないのです。

 

正しい敬語3. 「こちらでよろしかったでしょうか?」はバイト敬語?

 

「~になります」「こちらでよろしかったでしょうか?」などはバイト敬語として、間違った敬語の例としてよく話題にされます。

 

たとえば、靴屋さんで靴を選び、レジへもっていき現物を確認するときに、
「こちらの商品でよろしかったでしょうか?」
と聞くのは明らかな間違いです。

「こちらの商品でよろしいですか?」「こちらでお間違いありませんか?」
などの表現が正しいと言えるでしょう。

 

ただし、一週間前に靴を取り寄せしていて、その靴が届いた日にあらためて現物を確認する、という段階での
「こちらの商品でよろしかったでしょうか?」
は正しい使い方になります。

 

つまり、過去の出来事について確認をする場合には「よろしかった」という過去形を使っても問題はないということです。
バイト敬語、と認識されているものでも、状況によっては正しい敬語になるのです。

 

さいごに

 

きちんとした敬語が使えることで、上司や同僚、初対面の人などに、
「知的な人だな」
「仕事ができそう」
といった印象を与えることができます。
とくに、接客業や営業職の場合、言葉遣いは相手に与える印象を大きく左右します。

 

また、恋愛面でも、初対面から砕けたタメ口で話すより、丁寧な敬語で話した方が印象もよい場合は多いですよね。
この機会に、ご自身が普段使っている言葉について、見直してみてはいかがでしょうか。

 

今来 今/ライター

 

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■人間関係占い|驚異の人心掌握術!あの人を味方にする方法
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