小さなころから、美しい人や、美しい動作、美しいモノへの憧れが強くって、今でも覚えてるのが、3、4歳くらいにはカミソリもって、腕の無駄毛を剃ろうとしていたんだよね。笑
母親がそんな私を見つけて青ざめた顔で止めていたけど。でもそのあと、お手伝いしてくれた気がする。
それが大人の真似をしたかったのか、自分の腕に剛毛が生えていて笑 どうしても嫌だったのかは覚えは無いけど。
それが綺麗になるコトだって信じていたんだと思う。
そうやって思い起こせば、誰かから脅迫されて「きれいでいなきゃ」って思わされたことがない。本能で美しさを求めてた。
美しくありたいと思う気持ちは自分のもの
世間が、男が、友達が、綺麗を強要してくるって思って「きれいでいなきゃ」って思うことは無かった。
いつだって自分の中に美の基準があって、その意識に自分を引き上げていたかった。
もちろん少なからず世間の美の基準にも影響されていると思うけど、強迫観念はなかったように思う。
よく、女性って毎日大変だよね!!スキンケアとか、メイクとか、ハイヒールとか頑張らないといけないじゃん!!って言われるんだけど、その言葉にすごく違和感をもつの。
ううん、私は頑張ってない。
だって例えば納豆が大好きな人が毎日納豆を食べてたとして「毎日納豆食べて、ほんと頑張ってるよね。すごいわ」って言う?言わないじゃん。
納豆だって混ぜないといけないとか、くさいとか、糸引いて大変とか、少なからず面倒くさいことはあるのに。
納豆毎日食べてる、って聞けば「おいしいよね〜」「相当好きね!」とかその程度。
なんでかって納豆食べる行為は誰かのためでもなく、自分のためだって言うのをみんな分かっているから。
私にとって美しくいるってそういうもので、自分のためであるし、楽しいし、好きだからやってるんだよね。
頑張ってるよね〜はまだいいほうで「そんなに必死になっても誰も見てないよ」とか言われた日には最悪。前提がおかしい。
私無人島に行ったって、日焼け止め塗りたいし、髪はサラサラにしたいし、ペディキュア塗りたいもの。
美しさを他人に強要してしまうのは、違う
でもね、こんなきれいでいたいって気持ちが強い自分だけど、美しさとかどうでもいいなって自分が思ったら、何もかも手放すと思う。
それだってひとつの価値観。私が「誰に見られてなくてもきれいでいたい」って思うように、誰に見られてようがきれいでなくていい、って思うなら、その価値観も尊重したい。
美しさを他の人に強要する人は、どこかで自分も他人から美しさを強要されてるように感じて、美しさを追い求めてきたんだと思う。
よく有名人に「歯並び悪いですよね。矯正したほうがいいですよ」とコメントする人を見るけど、めちゃくちゃ失礼だし、とんでもない間違いを犯している。
「歯並びは噛み合わせがどうだから、健康的にも…」って?
いやいやそれは本人が、顎関節が痛いとか言い出したらするアドバイスだし、そもそもあなたは歯医者なのか?っていう。
相談されてもない、専門家でもない人が、容姿についてアドバイスしたり、指摘するなんてまったく愛がない。ぜんぜん人のことを思ってない。
実際私も矯正していて、歯並びがいいことって見た目にも気持ちいいし、噛み合わせが変わってカラダのトラブルが減るのも嬉しいなって自分では思う。
それでも他人には絶対強要はしない。「矯正ってどう?やろうか悩んでいる」という人に、積極的に話すのみ。
あなたが決めた美しさを信じてみて
これから、整形をはじめとした「顔やカラダを変える方法」はどんどん進化していくと思う。
すごく手軽になっていくけど、でも気軽に「ここ変えた方がいいんじゃない」と言ってしまうような世の中にはなっていってはダメだと思う。
だから私は整形などにも、肯定・否定はなく「あなたの価値基準で、あなたが決めた答えが正しいと思う」という心でいる。
その代わり、誰かに脅迫されたり、誰かに傷つけられたゆえの気持ちではしないで欲しいなって願う。
いつだって、自分の価値基準を大事にしてほしい。
だから私はどんな私も大好きって女の子を見ると安心する。
すっぴんでなにもしなくても、大整形してるわたしも、大好きって思えるなら、その心がいちばん。
「わたしが大好き」って思えることをいつでも選んで欲しい。「わたしが美しい」と思うさまを大事にしてほしい。誰かに追われているものは捨てていい。ヘルシーなカラダとココロでいてほしい。
それがいちばん美しいから。
(エマちゃん)
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