4月27日はさそり座満月。コミュニケーションと人付き合いを強く意識する満月になるでしょう。
今の自分に本当に必要は存在とは誰か……? ハッとさせられるかもしれません。
テーマはズバリ『人間関係』
今回の満月は「コミュニケーション・身近な人付き合い」をあらわす第3ハウスで起こります。
それだけでなく、「人間関係・出会い・パートナーシップ」をあらわす第7ハウスの木星、「仲間・グループ・友情」をあらわす第11ハウスの火星がしっかりサポート。
運命の歯車が回り出すような、うれしい展開を生み出すムードに包まれるでしょう。
そんなさそり座満月のテーマは、ズバリ人間関係。思わず背筋が伸びるワンランク上の繋がりが期待できます。
土星を逆手にとって起爆剤に
今回の満月は木星と火星だけでなく、土星ともアスペクト(角度)を取ります。
ピリッとした緊張感を作るスクエア(90度)の土星にスムーズさはないものの、上手に活用すれば瞬発力と突破力が高まるでしょう。
しかも、満月が起こすさそり座と土星が入るみずがめ座は、どっしり感のある『固定宮』。停滞すれば身動きが取りづらくなるので、27日以降は軽いフットワークで柔軟に動くと良さそうです。
「こうに違いない」と思い込み、他人の意見を受け入れないのはNG。立ち止まりそうになったら、視点を変えて真逆の発想をするといいでしょう。
そうすれば人間関係に広がりが出て新しい仕事仲間ができたり、一緒にいて学びが多い人と仲良くなれたりするはずです。
ラポールを目指して人とつながる
『ラポール』とは、心が通い合う調和した状態を示す言葉ですが、今回の満月はこのラポールを目指して人間関係を築くといいでしょう。
目的が同じだから、メリットを共有できるから……だけでなく、相手を心から理解し受け入れる深いつながりを重視することが大切です。
また、ラポールできる相手は自分を支える力強い存在になります。
いざとなったら頼れるのはもちろん、人間としての成長を促してもらえます。切磋琢磨しながら一緒に意識を高めたり、あるいはワンランク上のステージに引き上げてもらえたりするはず。
12日のおひつじ座新月ではとにかく動かなきゃ! と駆られたかもしれませんが、今回の満月では落ち着いて人との縁を深めると良さそうです。
今の自分に必要な人物とは自然と運命が引き合うでしょう。
全惑星順行期間、最後の満月
1月下旬から始まった全惑星順行期間は、28日の冥王星の逆行によって終了します。
すべての惑星が順行することで生み出されるスムーズな運気は、27日のさそり座満月を最後に終わるのです。
パートナーや仲間作りに焦る必要はありませんが、心から解り合える存在を求めるなら早いほうがいいでしょう。
つい張り合ってしまう同僚、厳しい先輩、活発な友人には特に注目すると良さそうです。
本当に仲が良い人とは?
楽しい時間はあっという間にすぎて記憶にもあまり残りませんが、つらい出来事は過ぎ去るまで長く感じて苦い思い出はいつまでも残ります。
それは、つらい出来事に学ぶことが多く、二度と繰り返さないよう心が警戒するからでしょう。
楽しいことから得るものは意外に少ないんですね。
人間関係も同じで、甘やかしてくれる人はラクですが、怠けグセがついて良き友人とはいえません。
厳しい上司や緊張するほど尊敬する人のほうが、たくさんの学びを与えてくれます。ただ一緒にいるだけで視野が広がり意識も高まるのです。
良い人間関係とは何か?
そんな自問自答が、さそり座満月のメッセージになるでしょう。
甘く楽しいだけではないつながりこそ、本当に価値のある縁だと気づけるはずです。
(沙木貴咲/占い師)
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