占い好きな女性は多いですが、上手に活用できている人は、あまり多くないのかもしれません。占いをライトに使うも、ヘビーに使うも個人の自由ですが……本当に得する使い方というのは、いったいどんな方法なんでしょう?
人気占い師、イヴルルド遙華さんにおうかがいします!
あくまで「転ばぬ先の杖」!
イヴルルド遙華さん)占いとは本来、「これからどうしたらいいのか?」を知るためにするものです。人生計画を立てるために、少し先の未来を占い師から教えてもらって、自分がやりたいと考えていることをしていいのかどうか、どうすればうまくいくのかを判断する。それが占いの基本的な使い方だと思います。
昔の王様や英雄たちが占いを必要としたのも、つまりそういうことですよね。彼らは政治や戦争などで、自分の思い通りに未来が運ぶのかを知りたくて、お抱えの占い師を持っていたりしたんです。
現代でも占いの活用法は同じで、あくまで「転ばぬ先の杖」。占いは、問題を解決する手段にはなるんですけど、トラブル解決が本来の使用目的ではないんですね。
すでに何か起こっている状態で「どうしましょう?」と言われても、占い師って実は何もできないんですよ。最悪の状況が目の前に広がっているのを『ナシ』にするとか……魔法ではないので、そういうことはできません。
目的を持っている人が上手に活用する
イヴルルド遙華さん)とりあえず運勢を見てください、と言う方もいらっしゃいますが……やっぱり、自分がやりたいことや今後の計画がハッキリしている方のほうが、占いを上手に活用できると感じます。
フォーチュンサイクル(注1)でも占星術でも、自分の目的に対してどう作用するかを見ますから、何もないところに「こういう傾向が現れますよ」とお話しても、「あ、そうですか」と受け身に捉えるしかありません。
占いでわかる未来に、絶対従わなければいけないわけではないんです。だって、「この先、不運が訪れます」と言われて、「しょうがない。我慢するか」と思いますか? 普通は「それはマズい。じゃあ、どう回避しようか」と考えますよね。
だから、仕事でも恋愛でも、目的をちゃんと持っている人のほうが、占いをうまく使っていると感じますよ。
人生を改革することは可能!
イヴルルド遙華さん)占いで今後の人生の傾向を知って、それに対して自分の夢や目標をどう重ねていくかを考えることで、人生を変えていくことは可能です。
また、自分に訪れる運気を上手に活用すれば、グンとレベルアップすることもできると思います。
占いは目的ではなく、幸せになるための手段の一つなんですね。占いで良い結果が出たからといって安心して何もしないのも良くないし、悪い結果が出たからと夢を諦める必要もありません。
目的はつねに「自分がやりたいこと」や「夢」で、そこをブレなければ、占いは強力な助っ人になりますよ。
私自身、フォーチュンサイクルを見て本を出す予定もないのに原稿を書き溜めて、運命が開花する時期にそれを売り込んで、実際に出版という流れを作れましたから。たくさんの人に占いを上手に活用してほしいと思います。
対面鑑定だと特に、占い師さんの話を聞くだけで満足して終わり……になっていることが多いかもしれません。
けれど、イヴルルドさんが言うとおり、目的はあくまで「自分がやりたいこと」や「夢」。占いではありません。そこからブレなければ、占い結果で良くない内容を言われても、受け止め方が変わってくるのでしょう。
そんな風に上手く占いを活用できるようになりたいですね。(カナウ編集部)
注1:イヴルルド遙華さんオリジナルの占術。誕生日から自分の数字【マインドナンバー】を出して、人生の傾向【フォーチュンサイクル】を算出します。
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