11月17日から12月7日まで、水星が逆行しています。
水星の逆行については、占いにそれほど詳しくなくても、「注意しなければいけない期間」という認識を持つ人が多いんじゃないでしょうか? 何となくイヤなイメージを持つ人が多いはず。
でも、具体的に何がどう良くないのかは……正直なところわかりません。詳しく説明できる人は少ないでしょう。
今回は、人気占い師イヴルルド遙華さんに「水星の逆行」について、お聞きしました。
水星はコミュニケーションの星
イヴルルド遙華さん)水星だけじゃなく、惑星はすべて逆行します。その間は、惑星が持つパワーがマイナスに作用するので、「良くない」とされているんですね。
惑星は、水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星があって、太陽系の中で土星よりも内側を回っている星(水星・金星・火星・木星)については、個人に影響が出やすく、土星以遠の星(土星・天王星・海王星・冥王星)については、個人というよりは世の中全体に影響が出やすくなります。
水星は年に大体3回くらい逆行する期間がありますが、水星はコミュニケーションの星です。メールにしても口頭でのやり取りにしても返事が遅いとか、反応が悪いとか、すでに決まった予定のリスケ・ドタキャンが増えて、気持ちのすれ違いが起きやすくなります。
また、水星はトラフィックもあらわすので、電車やバスなどが遅延したり、道が渋滞したり、郵便なども遅れがちになるでしょう。
そんな状態になれば、気分もイマイチ乗らないし、ずっとモヤモヤしてしまいますよね。水星逆行中は感情的になってイライラする、落ち込んで憂鬱になる、疲れを感じやすい……という人が少なくないと思います。
水星の逆行中に気を付けたいこと
イヴルルド遙華さん)いつも以上にマメに連絡を取り合って、伝え忘れや言い間違いがないようにしてください、電話や口頭で話したことをメールでも送ったり、誰か別の人とも共有したりして、トラブル対策をしましょう。水星の逆行中は「言った・言わない」の揉め事が多くなります。
あと、乗り物が遅れやすくなるので、いつもより早めに行動すること。財布・携帯電話・鍵といった、日常生活に欠かせないアイテムがなくなる場合も多いので、落とさない・なくさない工夫を。
とにかく慌てない。イライラしないということが大事です。自分がイライラするだけでなく、他人もイライラしますから、マイナス感情をぶつけられないためにバリアを張ることも大切ですよ。
悪いことばかりじゃない!
イヴルルド遙華さん)水星の逆行を警戒する人は多いかもしれませんが、悪いことばかりでもないし、あまりに怖がる必要もありません。
太陽系の内側を回る星ほど影響は身近なものになりますが、ケアレスミスといえるレベルですから。土星や冥王星が逆行して世の中にもたらす影響に比べれば、「しまった! やっちゃった!」という程度なんですね。やり直しもきくし、失敗しても謝れば許してもらえるはず。
それに、水星の逆行中は「見直し」をするのに良いタイミングなんですよ。いったん立ち止まって、「本当にこれでいいのか?」「今の方向で間違っていないかどうか?」を考えると、ひたすら前だけを向いていた時には気づかなかった発見があるかもしれません。
ちょっとわかりづらいですけど、水星の逆行中でもチャンスがないわけではないので、少しでも「おっ!」と思ったものは、逃さずつかんでおくといいですすよ。
周りの人と丁寧にコミュニケーションを取って、10分前行動を心がけ、スケジュールの見直しをするなら、水星の逆行をこわがる必要はなさそうです。
しかもそれは、いつもより細やかに日常生活を送ることを意味するので、普段より良いのかもしれません。12月7日まで、ささいなことも適当にしないで注意していきたいですね。
(カナウ編集部)
あなたの運命の相手はどんな人?恋愛運命をピタリ的中 イヴルルド遥華
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