毎年この時期になると、お盆の義実家への帰省に頭を悩ませてしまう女性も少なくないのではないでしょうか。
義理の両親がやさしく理解のある人だったらいいですが、モラハラ気味の人だった場合は、つらい思いをすることになる場合もあるはず。
今回は、お盆の義実家への帰省で、義母のモラハラ行動に苦しめられたY子さんのエピソードを紹介します。
良好ではない義母との関係性……
私たち夫婦は、結婚して6年。
3歳になる娘と家族3人で、仲良く楽しい毎日を過ごしています。
結婚生活に不満に感じる部分はほとんどないのですが、一点だけ、義母との関係性があまり良好ではなくて…。
毎年、お盆とお正月には義実家に帰省をするのですが、その際にも義母から色々と嫌なことを言われたりされたりして、散々苦しめられてきました。
去年はコロナ禍ということもあり、なんとか帰省をせずに済んだのですが、一昨年のお盆に帰省したときには、本当にひどい目に遭いました…。
「男の子がいいわ」とプレッシャーをかけられた
そもそも結婚をした当初から、「早く孫の顔が見たい」と、義母からはとにかく急かされていました。
しかも、「跡取りなんだから男の子がいいわ」などとも言われ、それが私にはかなりのプレッシャーに…。
実際にお腹の子どもが女の子だとわかったときには、喜びの言葉よりも先に「次は男の子を頼むわよ」とお願いをされて、げんなりしたのをよく覚えています。
義父は無口で物静かな人で、義母の傍若無人な言動に対しても黙っていることが多く、夫は言い返してはくれるものの、義母の圧倒的なパワーにはとてもかなわず、結局はいつも言いたい放題言われて終わってしまうという感じでした。
だからこそ、義実家への帰省は、本当に嫌で嫌で仕方がないのです。
義母と同じタの義妹もいて
重い腰をあげて、義実家へ帰省した一昨年のお盆のこと。
義実家に着くと、すでに夫の妹夫婦が先に到着していました。
お正月とお盆には、私たちだけではなく、夫の妹夫婦も毎年帰省しているのです。
そして、この義妹が義母と全く同じタイプの女性で、とても厄介な相手…。
このときも、着いて早々に「お兄ちゃんたちって、いつも来るのが遅いよね」と義妹に言われ、私はただただ困惑。
すると、「Y子さんが行きたくないって駄々をこねてるんじゃないの?」とすかさず義母に嫌味を言われてしまいました。
「そんなことないですよ」と私は苦笑いを浮かべながらも、この先の不安が一気に大きく膨らみ、絶望的な気持ちになっていました。
本当の地獄はこれから始まる……
モラハラ義母がいる義実家へ、お盆に帰省をしたY子さん。
そこには、義母と同じタイプの性格である義妹もいて、憂鬱な気持ちはさらにどんどんと大きくなっていく一方。
でも、これはまだまだ序の口で、本当の地獄はこれから始まるのでした。
このエピソードは、後編へ続きます!
後編は8月15日(日)21:30に公開予定!お楽しみに!
(marble/ライター)
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