ふとした寂しさの忘れ方

 
人肌恋しい季節になると、ふとした瞬間に、寂しさを感じることもあるでしょう。
 
失恋をした、長いこと彼氏がいない、転勤、転職で環境が変わった、周りの友達がどんどん結婚していく、なども寂しさの原因と言えます。
 
著者も、シングルマザーとして、ひとり海外子育てをしていると、子供が寝た後など、猛烈に、寂しさと不安に襲われることがあります。特に何かあったわけでもなく、寂しさは突然やってきたりするのです。
 
寂しさの上手な忘れ方をご紹介します。
 

SNSを控える

自分が寂しさを感じている時に、Facebookやインスタグラムなどで、実際には会っていない友人たちの楽しげな投稿写真を見てしまうと、寂しい気持ちに拍車がかかります。
 
誰しも、SNS投稿では、よく見せようとしますし、よく見えてしまうのは仕方ありません。
しかし、自分が寂しい時は、分かっていても、そんなSNS投稿を羨ましく感じ、より孤独な気分になってしまうものです。
 
なので、寂しい時こそ、SNSやインターネットは控えてみましょう。
散歩に出かけたりして、近所の人に挨拶をしてみたり、店員さんとの何気ない会話を楽しむのです。
 
挨拶程度の会話だとしても、実際に、人と面と向かって言葉を交わし合うだけで、寂しさは癒されることでしょう。
 

海外長編ドラマを見る

海外の長編ドラマは、長いもので10年間も続いていたりします。
最初から最後まで観るのには、かなり時間がかかります。
毎晩、1話ずつ鑑賞しても、全て見終わるのに1ヶ月ほどかかるかもしれません。
 
著者にとって、寂しさを紛らわしてくれる海外ドラマは、「フレンズ」です。
友情、恋愛、仕事と悩みながら成長してゆく、仲の良い男女6人の日常を描いた10年続いたアメリカのロングヒット、コメディドラマです。
このドラマのユーモア溢れる人間関係は、いつも私の孤独を癒し、笑わせてくれます。
 

複数の人間関係

高校時代、大学時代の友人、前職の同僚、趣味やサークルの仲間、と複数の人間関係を保つとよいでしょう。
 
もし、あなたが、同じ悩みや相談をしたとしても、話す相手やグループが変われば、違ったアドバイスや反応があると思います。そして、同じ人に何度も同じ悩みを話して、呆れられてしまうこともありません。
 
色んなグループの集まりに顔を出すことで、あなたは、様々な視点で物事を見ることができるようになります。また、人付き合いが忙しくなるので、寂しさを感じることが少なくなると思います。
 

おひとり様カフェ

ちょっとオシャレなカフェでランチなど、寂しい時にこそ、あえて、おひとり様行動をしてみましょう。
ひとりで食事をすれば、ゆっくりと味を楽しむこともできるでしょう。
 
また、人通りの多い場所であれば、窓際の席を選んで、人間観察をしてみることもオススメします。
あの人は恋人を待って居るのかな?　あの2人は初デートなのかな?　あの人は仕事で失敗したのかな?　などテレビドラマを観るように、流れゆく人を観察し、想像をしていると、世の中には色んな人がいるんだなぁと思い、不思議と寂しさを忘れてゆきます。
 
おひとり様行動に慣れると、ひとりで居る時の過ごし方、楽しみ方が分かってきて、孤独感や寂しさに強くなるでしょう。
 

さびしさの原因は何かを考える

ふとした寂しさがわいてくる時、あえて何が原因なのかを考えてみるのもおすすめです。
 
明るい気分の時には気付かなかった自分に対する気付きや、周囲の変化に気付くなどのメリットも意外とあるものです。
ただ考えこみすぎても辛くなってしまうだけなので、好きな食べ物を食べたり、気分転換に趣味をはさんだりして適度にリラックスしながら、寂しさの根本原因について考えてみましょう。

さいごに

ひとりでも充実した日々を過ごせるようになれば、自然と寂しいと感じることは減っていきます。
 
それでも、誰だって、寂しい気持ちになる時はあります。
楽しく幸せだった時期があったからこそ、寂しい気持ちになってしまうのです。
人生は山あり谷ありです。
 
寂しい時期も、自力で乗り越えることにより、あなたの人間としての深みは増し、より魅力的な女性に成長することでしょう。
 

（ライター／キタミカ）

Photo by.gabrielle cole

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