「自分はメンタルが弱いな」と感じたことはありますか?
仕事で失敗した、失恋した、友人とケンカした、などで落ち込んでしまう時に「メンタルが強くなりたい」とより一層思うのではないでしょうか。筆者は自分ではメンタルが強い人間だと思っていましたが、20代で自律神経失調症や鬱(うつ)になり、自分の持つ意外なメンタルの弱さに驚きました。
その後は、弱い時期と強い時期を繰り返しながら、シングルマザーになり、子どもを守らなければいけない母性本能からか、20代の頃より確実に、メンタルが強くなった気がします。
そんな筆者が、今回は“メンタルを強くする方法”をご紹介したいと思います。
目次
無理にメンタルを強くしようとしない
まずは、無理にメンタルを強くしようと思わず、自分のメンタルの弱さを認め、受け入れましょう。
メンタルが弱いことは決して悪いことではありません。感受性が豊かである証拠です。
メンタルが弱い自分に自信を失くしてしまうよりは「そんな自分も好き」と受け入れる意識をもつことが大切です。
人の評価を気にしない
人にどう思われているか気にし過ぎていると、表面的には“いい人”でいられますが、結果的に“都合のいい人”となってしまい、他者に振り回され、落ち込んだりすることになります。
相手の顔色をうかがい過ぎないことで、他者の感情に振り回されることがなくなり、いつでも平常心を保つことができます。
他人と比べない、幸せの基準は自分で決める
誰かと自分を比べ、優れている、劣っているという価値判断をしていると、あなたの幸せの判断基準は、いつも外部に影響されて、変わってしまいます。
他者に対して、嫉妬せず、羨まず、そして見下さずにいることを心がけましょう。
メンタルを強く保つには「自分が良いと思えばそれでいい。」という考え方も必要です。
自分で変えられる部分に注目
他者の気持ちや性格のほか、電車が遅れたなど、あなたがいくら頑張ろうと、あなたの力で変えるのが難しいことは、世の中に沢山あります。
しかし、あなたの考え方や捉え方(とらえかた)は、自分で変えることが出来ます。
誰かに怒られて悲しい、電車が遅れてイライラする、と感じても、すぐに「まぁ、いっか」と気持ちを切り替え、何事にも動揺しないことで、メンタルは強くなります。
身体を鍛える
「病は気から」という言葉があるように、メンタルとフィジカルは相互関係にあります。
マラソンやヨガなど、スポーツを習慣化すると、無駄に思考を繰り返してしまう時間が減ります。
メンタルが弱い人はネガティブ思考をしやすいので、何も考えず、身体を動かすことにより、脳を休ませて、精神安定を測ると良いでしょう。
逆境こそメンタルが強くなるチャンス
経済的、人間関係的になど、様々な理由でどうしてもつらい時期というのはあります。
つらい状況に落ち込み嘆き続けるのではなく、「ピンチはチャンス」だと頭を切り替え、逆境を乗り越えるための行動をしましょう。
結果がどうであれ、逃げずに行動し、チャレンジした経験が自信となり、あなたのメンタルを強くするのです。
シングルマザーになった著者の場合
筆者の場合は、シングルマザーに対する世の中の偏見やうわさを気にし過ぎて、鬱々(うつうつ)と悩んでしまった時期もありました。
自分のことだけではなく、子どもを守らなければいけない責任を感じると、余計に不安になったりするのです。
しかし、子どもの世話は年中無休です。ネガティブなことばかりに目を向けて、クヨクヨと立ち止まっている暇はありませんでした。
子どもと一緒に規則正しい生活を心がけ、逆境こそ自分を飛躍させるチャンスなのだと踏ん張り、メンタル強化をしています。
それでも落ち込むこともありますが、そんな時は「子育ても、シングルマザーになるのも初めてだし、上手くできなくても仕方ない!」と開き直って、自分に言い聞かせています。
さいごに
メンタルが強いということは、どんな状況や環境でも、動揺せず平常心を保っていられることだと思います。
誰しもつらく悲しい気分になることはありますが、何もせず自分の殻に閉じこもっていては、何も変わりません。
泣いても、傷ついても、諦めず立ち向かっていくことで、あなたの人生経験値は増え、いつの間にかメンタルが強くなっているのだと思います。
(ライター/キタミカ)
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