気持ちがくじけやすい人などを「メンタルが弱い」ということがありますよね。
「自分はメンタル弱いんだよなぁ」と自覚がある人もいるでしょう。
そんな人はついついやってしまう特徴的な行動が見られるケースがあるもの。
今回はメンタルが弱い人がやってしまうNG習慣を紹介します。
あれこれと考えすぎてしまう
メンタルが弱いと言われる人は外からの刺激が苦手な傾向があります。
周囲にいる人の言動や行動などを気にしすぎてしまうのです。
友達と会話をしていて、相手の反応がちょっと雑だと、「いまの話イヤだったのかな」とか「本当は自分のこと嫌いなのかも」と考えてしまうような面があります。
風邪を引いて仕事を休んだときなども、「きっと、軟弱な奴だって言われている」「みんながすごく迷惑だと思っているはず」などと思ってしまうもの。
実際は周囲はそんなことを考えていないのに、感受性が豊かすぎるのが原因でいろいろと裏読みするのです。
そんなことが重なりすぎると疲れ果ててしまい、「自分はメンタルが弱い」と自らを責めてしまうような傾向が見られます。
都合の悪いことから目をそらす
メンタルの弱い人のなかには、めんどうなことや、都合の悪いことに直面すると逃げてしまう人もいます。
新しい環境に飛び込もうと転職したものの、うまくいかないと、「やる気はあったんだけど、選んだ会社がダメすぎた」と音信不通になるような辞め方をしてしまう。
「絶対にダイエットする」と宣言したのに、誘惑に勝てずにくじけてしまい、宣言したこと自体なかったことのように振る舞う。
これらのような自分の弱い面や都合の悪いことなどから目をそむけてしまうのです。
すべての失敗の責任を自分にかぶせてしまうのは、心がすり減ってしまうので、いいことではありません。
しかし、あまりに都合よく自分の非から目をそらしすぎてしまうと、成長の妨げになりおすすめできない習慣といえるでしょう。
いい人になりすぎてしまう
メンタルが弱い人は他人の顔色を伺いすぎてしまうところがあります。
外からの刺激が苦手なために、人から怒りや憎しみの感情をぶつけられたり、孤立したりするのが怖いのです。
そのため、なるべく人間関係で波風を立てないように細心の注意をはらいます。
いらぬ攻撃をされないように「いい人キャラ」を演じることが少なくありません。
いい人キャラを演じるために、自分の本音を飲み込んで、相手の言い分を受け入れるような面があるので、人間関係に疲れ果ててしまうときがあります。
メンタルの弱さを欠点だと思いすぎている
メンタルの弱さは一般的には短所のようにとらわれがちですが、あくまでひとつの特徴であって、長所にするのも短所にするのも自分次第ともいえます。
「考えすぎて疲れてしまう」「人の顔色を伺ってしまう」などの特徴は、感受性が豊かで繊細な性格の持ち主だからだといえるでしょう。
いろいろ考えすぎる性格だからこそ、仕事を与えればクオリティの高い成果を生み出せることもあります。
人の顔色を観察できるからこそ、周囲の人に思いやりのある行動ができるのです。
「物事を深く考える性格」「人を気遣える細やかな性格」という素晴らしい面を「気持ちが弱い自分はダメ……」とネガティブ要素として捉えすぎるのが、メンタルが弱いと思っている人のもっとも悪い習慣かもしれません。
まとめ
今回はメンタルが弱い人のNG習慣を紹介しました。
メンタルが弱い人は気持ちが折れてしまうケースも多く、「こんな性格は損だな」と思うかもしれません。
しかし、感受性の強さや繊細さは使い方次第で強みにもできます。
自分の個性を上手に活かす方法を見つけてくださいね。
(大船くじら/ライター)
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