こんにちは。沙木貴咲です。
「幸せになりたい」というのは、性別も年齢も国籍も越えて共通する人間の願望です。でも……
好きな人と付き合えない。
仕事がうまくいかない。
人付き合いが苦手で、友だちができない。
そんな壁にぶつかり、幸せを実感できずにいる人はたくさんいるはず。
モヤモヤした状況を脱して幸せになるには、いったいどうすればいいんでしょうか?
1.現状維持をしない
人間はある程度落ち着いた状態ができ上がると、そこから動きたくなくなります。
年齢を重ねるとその傾向はさらに増して、変化を恐れるようにもなるはず。
また、「このままではいけない」と薄々気づいていても、自分自身や身を置く環境を変えることを、極端に嫌う人も少なくありません。自分の意志に関係なく訪れる変化は受け入れるにせよ、自分から変えていくことはなかなか難しいのでしょう。
でも、現状を維持することは幸せを遠ざける要因になるのです。
「今、幸せを感じられない」と思うなら、現状のままではいられないわけで、変化は必須条件。変わることを避けては幸せになれないと思った方が良いでしょう。
2.大きく変化しなくてもいい
とはいえ変わるというと、大々的にすべてを変えなければいけないわけではありません。
変化は小さくても構わないのです。
たとえば、いつもの帰り道ではなく、別の道を通って帰るとか、職場にお弁当を持っていくのをやめて外に食べに出るなど、ちょっとしたことで良いでしょう。
当たり前の行動をやめて違うことをすると、思いがけない出会いや発見があるかもしれません。
日常になかった景色を見ることで、大切な気づきを得る可能性だってあります。
重要なのは、行動を変えられるかどうか。きっかけは小さくて良いので、変化に飛び込んでいくことが大事です。
3.自分で決めて自分で動く。他人に期待しない
棚ボタ的チャンスで幸運をつかみ取る人がいますが、よくよく話を聞くと、「棚ボタを狙いやすい行動を以前から取っていた」というケースが多いです。
本当に何もないところから大きな幸せが生まれることは稀で、ドラマのようなサクセスストーリーは現実世界ではまずありません。
芽が出て花が咲くには種をまくことが欠かせないように、恋も仕事も人間関係も『種まき』が必須です。
恋人が欲しかったら異性と出会える場所に足を運んで、仕事で成功したかったら知識をつけて努力を積み重ね、人間関係がうまくいかない場合は苦手意識を取り除くために、多くの人と接することが大切。
「何か良いことないかな」とつい思いがちになりますが、根拠のない期待は持たない方が良いんです。
自分で決めて自分で動き、他人に期待しない。これを基本として行動すると、自力で幸せを引き寄せられるようになります。
4.人の目を気にしない。
なかなか難しいことですが……人の目を気にしないで『自分軸』で動けるようになると、ストレスが減り、物事を思い通りに動かしやすくなります。
たとえば、仕事でやりたくないことを指示されて、従うけれど心は納得できず、愚痴を言う……という場合。やりたくない仕事をする苦しみと、仕事を言いつけた上司に愚痴を言うというイヤな行動で、ストレスは二倍になるでしょう。
愚痴を言ったからストレスが発散されているとは限りません。「こんなことを言う私はみっともない」と少しでも思うなら、さらなるストレスを自ら積み上げることになるんです。
職場でどれだけ自己主張できるかは、人によって違うかもしれませんが、できるだけ「断る勇気」を持ってください。そして、自己主張するためには人の目を気にしない方が良いといえます。
主張することで孤立する可能性もありますが、逆に自分ができることをアピールして新しい業務を獲得するなど、自分軸で生きる方法はいくらでもあります。
恋愛でも、人の目を気にして好きな彼にアプローチできず、モジモジしている間に別の人に彼を取られる……ということは避けたいですよね。
さいごに
幸せは空から降ってくるわけではなく、自分でつかみに行くものです。
また、悲しみや怒り、嫉妬という感情を切り離したところで決断し、行動した先にあると思ってください。
早い段階で自分の意志を固め、いち早く動き出せた人が、幸せを自力で引き寄せられるのではないでしょうか。
(沙木貴咲/ライター)
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