7月10日はかに座で新月が起こります。
オリンピックがどうなるにしても、世の中的には人や物の動きが活発になり、個人レベルでも「今までと同じではいられない部分」が出てきそうです。
かに座新月がもたらす変化を詳しく見ていきます。
第10ハウスの新月
今回の新月は「仕事・社会的活躍・達成」をあらわす第10ハウスで起こります。
一方で、かに座は「ファミリー・家・内面」を象徴する星座なので、相反する“公”と“私”のバランスを取るタイミングになるでしょう。
・テレワーク
・在宅ワーク
・家族やごく親しい人と始める副業
・趣味について発信する
……こういったワークスタイルに追い風が吹きやすく、家での仕事に問題を抱えているなら解決のヒントが見つかるはずです。
副業を始めたい人や、ワークライフバランスが乱れている人は、「いつかやろう」「どうにかなるだろう」となりゆき任せにしないほうがいいでしょう。
コロナの影響でまた変更があるからと宙ぶらりんの状態でいると、チャンスを見落としたり、周りから出遅れたりしそうです。
何となくでも「変わらなきゃ」と思うなら、かに座新月で具体的なアクションを起こしたほうがいいでしょう。
天王星の“革命エネルギー”が流れ込む
かに座新月には革命の星・天王星が調和していて、変化の流れを作っています。
天王星は「引き継ぎ・深い人との関わり・ままならないもの」をあらわす第8ハウスに入っていて、この調和は7月前半に起こる新展開のきっかけになるでしょう。
たとえば誰かに促されるとか、変わらざるを得ない状況になる、同棲や結婚によって必然的にそうなる……という風に。
また 、この7月に生まれる変化は一時的なものではありません。新しい未来を創る大切な土台のひとつになります。
そのため、もし自分の意志に関係なく、働き方や生活を変えることになったらチャンスと思ってください。
戸惑いはあるでしょうが、あとから振り返れば「あの時、変わっておいて良かった」とホッとするはずです。
新月は限界突破のカギに
7月は月半ばまで天王星を頂点としたTスクエアが形成されます。
これは、火星と金星に対して土星が真正面から睨み合い、そこに天王星が真横から切り込んでくる……というインパクトのあるアスペクト(角度)です。
心境としてはあまり穏やかではなく、物事は容易に動かしづらいでしょうが、だからこそうまく活用すれば限界突破も可能になります。
・あきらめない
・うわべだけで判断しない
・深く掘り下げる
……こうした心がけを持つと、ピンチが一転してチャンスになるかもしれません。
職場ではまったく相手にされなかったアイデアが副業で大成功するとか、新しく知り合った人と親身に付き合うことが停滞する業務を進めるカギになるなど、限界の一歩先へ進むきっかけになるでしょう。
慌てない。目先の利益を追わない
2021年は下半期に突入しますが、今年は年初から自粛宣言が出たのもあり、「予定の半分も進んでいない」「何もしないまま夏を迎えそう」という人が少なくないでしょう。
だからこそ、かに座新月では新しい一歩を踏み出したいのですが、アクションを起こすことには積極的になっても、結果は焦らないように。
寛容に構えて、結果はあとからついてくるとじっくり取り組むのが良さそうです。
大切なのは、新しい働き方・今の自分にちょうど良いワークライフバランスを求めることです。
きっかけは何であれ、丁寧にマイスタイルを模索して仕事環境を整えると、運命が動き出すはず。
視野を広げて、これまでの固定観念をひっくり返すことで活躍の幅が広がるでしょう。
(沙木貴咲/占い師)
■これから転職を成功させるために求められること【2021年7月編】
■【12星座別】7月の恋愛運アップDAY
■【星読みコラム】2021年7月の星たちが教えてくれること