妊活中の方や「将来子どもがほしい」と考えている女性の方の中には、体を冷やさないように気をつけたり、体調管理のために基礎体温を測ったりしている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、妊娠しやすくなる体づくりの基本として、妊娠しやすくなる食べ物について紹介していきたいと思います。
妊娠しやすい体づくりに必要な習慣
妊娠しやすい体は、健康な体です。
健康を維持するために、適度に体を動かして、血行を促進し、ホルモンバランスを整えておく必要があります。
具体的には、
・体を温めるために半身浴をする
・早寝早起きの規則正しい生活をする
・適度な運動を習慣化する
・食事をきちんととる
などが基本であり大切です。
まずはこの習慣をしっかり守ることを中心に、妊娠しやすい健康的な体を手に入れましょう。
妊娠しやすくなる食べ物とは?
次に、妊娠しやすくなる食べ物を『原因、検査、治療からこころのサポートまで 最新 不妊治療がよくわかる本』(辰巳 賢一著・日本文芸社)を参考にご紹介していきます。
血行をよくする食べ物
血液の質を上げると、血行が促進され、栄養素が卵巣や子宮に届きやすくなります。下記の食べ物は、血液をサラサラにし、血行をよくする効果が期待できます。
・非加熱の玉ねぎや長ネギ
・納豆
・黒酢
・イワシ、アジ、サバ、サケ、マグロ
・きのこ類
・海藻類
食物繊維はデトックス効果を促進します。
一日20~25グラムを目安に摂取するとよいでしょう。とりすぎは逆効果です。
卵子の質を向上させる食べ物
過剰な活性酸素は、体を酸化させ、老化を進めると言われています。
腎臓の老化だけでなく、卵子の質を低下させることにもなるので、活性酸素を取り除くビタミンEを意識してとるように心がけましょう。
・アーモンド、ナッツ類
・かぼちゃ、アボカド、ホウレンソウ
・大豆油、ごま油、コーン油
・たらこ、うなぎ、カツオ、サンマ
・玄米、胚芽米
体を温める食材と冷やす食材について知ろう
色でいうと、赤・黒・オレンジは温める食べ物が多い傾向にあります。
妊活中の方や、体調管理に気を使っている方は温める食材をしっかりと取り入れるようにするとよりよいでしょう。
★体を温める食材の例
かぼちゃ、ゴボウ、ニンジン、レンコン、しょうが、リンゴ、プルーン、ぶどう、さくらんぼ
さいごに
今回は、妊活中の方や将来子どもを産みたいと考えている方向けに、妊娠しやすい体づくりの基本となる、食事について解説してきました。
体をつくっているのは、毎日の食事です。まずはバランスのいい食生活を心がけてみましょう。
コンビニのお弁当で昼ごはんをすませたり、仕事柄外食が多かったりする方は、糖分や塩分が過多になりがちです。ときには自炊をして、健康的な食生活を心がけましょう。
(今来 今/ライター)
公開日:2018年4月9日
更新日:2019年12月18日
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