こんにちは、沙木貴咲です。5/16、天王星が牡羊座から牡牛座に移動します。天王星は一つの星座に7年滞在するので、2011年3月以降、7年ぶりの移動になります。
また、天王星は『革命の星』と呼ばれているので、誰にとっても何かしらの変化が訪れるはず。しかも、その影響は7年に渡って続く可能性があります。
革命の星、天王星
占星術では、木星以遠の惑星については、個人というよりも社会全体、あるいは日本そのものといった広範囲に影響があるとされています。太陽系の外側を回る星ほど、個人への影響は少ないんですね。
たとえば水星が逆行すると、電車が遅延したりメールの行き違いがあったりと、一人一人に直結する出来事が起きやすくなりますが、それでも影響範囲は狭いはず。遅刻、ちょっとした勘違いなどで終わるでしょう。
でも、天王星はエネルギーが強いので、何か起こるとすれば大規模で起こるはず。でも、個人的なダメージは少ないことが多いんです。
そのため、天王星が移動するからといって、極端に恐れることはありません。国政や経済など社会全体に起きることが、間接的に自分の生活や仕事にも変化をもたらす……ということになるでしょう。
牡牛座に天王星が入ると?
牡牛座は、これまで天王星が滞在していた牡羊座に比べると、穏やかでゆったりしたイメージ。お金、現実主義、自然の恵み、母性愛など、富や豊かさを表します。
牡羊座が「攻め」の星であれば、牡牛座は「守り」の星だといえるんですね。
天王星が牡羊座に入った2011年3月は、日本全体が大きく揺れ動いた年になりましたが、今回の天王星牡牛座期においては、本当に価値の高いものだけが生き残るという傾向があるかもしれません。
一つの分野でいくつもやり方・方向性が乱立する場合、地に足のついた組織、サービス、やり方が残っていくのではないでしょうか?
また、お金を象徴する星座は牡牛座と蠍座で、牡牛座は労働によって得る報酬をあらわします。この7年の間に、「本当に価値あるスキルを持った人だけが高収入を得ていく」という傾向もあるはずです。
天王星牡牛座時代は、7年!
12星座別に、天王星がもたらす影響を書き出してみました。ただ、7年という長期間に渡るため、5/16になったからといって、すぐに下記の変化が起きるとは限りません。
……ちなみに射手座は、天王星牡羊座期に「愛情面」で影響がありました。射手座の筆者は、天王星が牡羊座に入った2011年3月に婚約者と同居を始め、結婚・妊娠・出産、そして離婚を経験しました。確かに、良くも悪くも愛情面で変化が多かったといえます。
こんな風に、7年もあれば色々と起きるので、何か一つだけで終わるとも限らないでしょう。(もちろん、山羊座の方が5月以降に、みんな結婚して離婚するわけでもないので、ご安心を!)
【12星座別、天王星牡牛座期にもたらされる影響】
牡羊座(3月21日~4月19日生まれ)
お金。物欲。
牡牛座(4月20日~5月20日生まれ)
自分自身。
双子座(5月21日~6月21日生まれ)
苦手意識。過去の清算。
蟹座(6月22日~7月22日生まれ)
人間関係。身近な環境。
獅子座(7月23日~8月22日生まれ)
仕事
乙女座(8月23日~9月22日生まれ)
理想。将来。人間性の向上。
天秤座(9月23日~10月23日生まれ)
遺産。他人と共有するもの。
蠍座(10月24日~11月21日生まれ)
大切な人とのつながり。人間関係。
射手座(11月22日~12月21日生まれ)
労働。ライフスタイル。美容と健康。
山羊座(12月22日~1月19日生まれ)
恋愛。自己表現。
水瓶座(1月20日~2月18日生まれ)
家族。ポリシー。
魚座(2月19日~3月20日生まれ)
コミュニケーション。知識。
良い意味で、自分にもたらされる変化を楽しんでみてはいかがですか?
(沙木貴咲/占い師)
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