社会人になってみると、仕事や交友関係、そして恋愛で辛いことに直面することも多くなりますよね。
心が凹み、傷つき、落ち込んでしまうということだってあるでしょう。
…しかし社会人である以上は、落ち込んでいるばかりではいられません。
そこで今回は、筆者が、落ち込んだときの復活方法について、友人知人ら数名にリサーチしましたので、男女別に紹介してみたいと思います。
女性は落ち込んだとき、どうやって復活するケースが多いのか?
まずは女性に「落ち込んだとき、どうやって元気を出す?」という質問をした結果、返ってきたコメントについて引用したものをご覧いただきましょう。
「ダイエットのことは一旦忘れて、好きなものを食べたいだけ食べてみる」(20代女性 OL)
「仕事で失敗して落ち込んだときは、お酒を浴びるように飲むだけで忘れられる。翌日は顔が浮腫むから週末がっつり飲む」(20代女性 パート)
「彼氏にふられてショックを受けたら、さっさと別の男性と出会うことにしてる。一時的にでも別の男性に抱かれることで、ショックを軽減できている気がする」(40代女性 OL)
「とにかく、泣く。泣いて泣いて、自分の中に溜まった悲しみを全部吐き出す。するとある程度気分も晴れる。そこからは時間が完治に向けて解決してくれるのを待つ」(20代 公務員)
こういった具合に、基本的には王道と言うか、「やっぱそれするよね」と大勢が賛同できるような復活のための手段を選ぶという意見が目立ちました。
中でも「とにかく泣いて気分を晴らす」という意見は、わりと実践している方も多いんじゃないかと思います。
と言うのも、筆者の周囲でもこの方法って、男女問わずやっている人がこれまで大勢いたものですので……。
男性が落ち込んだときにやりがちなアクションはコレだ!
では次に、同じ質問内容に対して、男性から返ってきた声について紹介していきます。
もちろん中には女性と同じく「美味しいものを食べる」などの意見もあったのですが、被っているものをまた紹介しても意味がないので、それ以外の声を以下に挙げていきましょう。
「何故落ち込んだのか。その原因はどこなのか。失敗した一番のポイントはどこなのかについて振り返り、自分に非があってのことなら反省し、同じことを繰り返さないようにする」(30代男性 会社員)
「落ち込んだ自分のことを責めることはせず、そういう状況に陥った原因を全部外にあると思い込んで無理矢理正当化し、忘れる」(20代男性 自営業)
「落ち込んでも、自分より辛い境遇の人は無数にいると考えてショックを和らげ、むしろ軽症だったと思い込む」(30代男性 無職)
「会社で起こられたらパワハラ、彼女に振られたら原因は相手の浮気…と言った具合に、全部において自分は被害者だと位置づけし、自分を慰める」(30代男性 フリーター)
ここまで読んでいただければ、今回このテーマを何故男女別で紹介したのかについて、大体察していただけたかと思います。
要は男性の場合、女性と違って落ち込んだりショックを受けた原因のほとんどについて、「自分にはない」と思い込んで痛みを和らげようとする傾向が見られるということなのです。
筆者も男性ですが、彼らの考えには非常に理解を示したいところですし、実際に同じような感覚を持ち合わせています。
5年ほど付き合った彼女に別れを切り出されたときも「他に男がいるんだな」と思ってしまったものですし。男ってそういう生き物なんでしょうね。
おわりに
今回のテーマについては、女性と男性の考え方の違いが、はっきりと分けられるのではないかと考えています。
女性の場合の「美味しいものを食べる」や「お酒を浴びるように飲む」って、確かにストレス回避の方法ですが、自己を追い込んでいく行動にもみえます。
太るリスク、酔ってボロボロになるリスクと言うものを自分に押し付けているわけですし。
一方で男性の場合は、わりと徹底した自己保身に逃げるタイプが多いわけなので、これはショックな出来事に直面したときの、対処法の男女の違いということなんでしょう。
もちろん例外もあるにはあるはずですが、少なくとも男女それぞれに、ある程度似通った性質を持っており、その性質に乗っ取って落ち込んでしまった際のアクションを決定しているようですね。
(松本ミゾレ/ライター)
公開日:2018年4月30日
更新日:2019年4月18日
photo by Little_Li
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