仕事や友達付き合いのために、ストレスに追われる日々を送っている人は多いでしょう。
ストレスを解消しなければ、美容にも良くないことはもちろん、今ある人間関係を壊すことにつながりかねません。
ですので、ストレスが溜まっている人は早急な対処が必要です。そこで、今回は心理カウンセラーの資格を持つ筆者が、ストレス解消させてくれる栄養素と食材をご紹介します。
カルシウム
イライラしている時に「カルシウムが足りてないんじゃない?」と言われた経験のある人は多いでしょう。
カルシウムは精神安定作用のある栄養素で、神経や筋肉の興奮を抑えてくれる働きがあります。
裏を返すと、カルシウムが不足するとストレスの影響を受けやすくなるので、常日頃から摂取しておきたいですね。
主な食べ物:牛乳、乳製品、小魚、小松菜、大豆製品、切干大根、ひじき
マグネシウム
マグネシウムが不足すると、元気の源となる脳内物質「ドーパミン」が減少してしまいます。
また、これに伴い安心感や幸福感に関連している脳内物質「セロトニン」の分泌まで悪化する…という悪循環に陥ります。
何か嫌なことがあったわけでもないのに、無性にイライラしてしまう場合は、マグネシウム不足を疑ってみると良いでしょう。
主な食べ物:納豆、枝豆、ほうれん草、ピーナッツ、ごま、アーモンド、牡蠣、ホタテ貝
タンパク質
タンパク質は、ストレスに対抗するために必要なホルモンや神経伝達物質等の材料になります。
タンパク質を摂取することで、神経の働きを良好にし安定したメンタルヘルスを整えてくれる優れた栄養素です。
さらに、免疫機能の向上や疲労回復にも効果を期待でき、アクティブな生活を送ることをサポートします。
主な食べ物:肉類、魚介類、牛乳・乳製品、卵、大豆製品
ビタミンB群
「ビタミンB1」「ビタミンB2」などのビタミンB群は、脳がブドウ糖を効率的にエネルギーに変えるために必要な栄養素です。
ビタミンB群が不足していると、集中力低下を招く可能性があるので仕事がうまくいかない時こそ撮りましょう。
主な食べ物(ビタミンB1):豚肉、レバー、うなぎ、かつお、玄米
主な食べ物(ビタミンB2):納豆、レバー、うなぎ、さば、鶏卵、乳製品
ビタミンC
ビタミンCは、ストレスに対抗するために分泌されるホルモン「コルチゾール」の材料となります。
美容のためにビタミンCを摂取している人も多いかと思いますが、意外とストレスを解消するために重要な役割を果たしているのです。
主な食べ物:ブロッコリー、小松菜、ピーマン、じゃが芋、キウイ、柑橘類
ビタミンE
ビタミンEも、「コルチゾール」の分泌に大きく寄与している栄養素です。また、抗酸化作用や免疫機能回復作用があるため、ストレスによって免疫力が低下することを防いでくれます。
主な食べ物:たらこ、うなぎ、ぶり、アーモンド、南瓜、アボカド、抹茶
まとめ
ストレスを解消してくれる栄養素は複数あります。
つまり、「どの食べ物を重点的に摂るか?」ということではなく、日常的に様々な食材を口にし、あらゆる栄養素を摂取しておくことが大切になります。
(高萩陽平/ライター)
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