奥手な人にとって恋愛をするというのはなかなか困難なものです。
しかしその困難にしっかり向き合わないと、いくつになっても永遠に出会いを活かすことはできません。
そこで今回は、恋愛がそもそも苦手な方向けに、これまで心理的な研究によって導き出された人間の行動なんかを踏まえつつ、
誰でも簡単に実践できるアプローチの手法を紹介しましょう。
敷居の低いものを優先的に紹介していきますので、ちょっとの勇気で実践してもらえると幸いです。
LINEの頻度を気持ち多めにするだけで相手は自分を意識するようになる
突然異性からLINEが届くと、ちょっとドキッとしませんか?
内容は他愛もないものであっても、こういうことでドキドキするというのは心へ栄養を注ぐようなものです。
で、自分がそう感じるということは、他の誰かさんたちもそう感じるということ。
少なくとも筆者は「お!」と思っちゃいますね。
さて。
ペンシルバニア州立大学が以前、面白い研究レポートを提示していました。
なんでも、インスタントメッセンジャーで頻繁にやりとりをする相手に対しては、
それ以降「会いたい」という気持ちが強まると報告しているのです。
このレポートを発表したチームは、138人の大学生を対象にアンケートを実施し、この傾向を突き止めたと主張しています。
日本でいうところのインスタントメッセンジャーの最たるものはLINEですが、
研究結果が実際に日本人にも沿うものであるなら、LINEでの頻繁な連絡は有効ということでしょう。
内容は何でもいいのです。
とにかく頻度を高めに連絡をし、相手に自分を意識してもらうこと。
これを念頭に入れてアプローチをしてみてはどうでしょうか。
ユーモアこそ最大の武器になる可能性
筆者は男性です。
モテるためのポイントとして散々耳にしてきたワードに「ユーモアがある男性はモテる」というのがあります。
これについては思うところもあって、モテる男性ってユーモアセンスがなくても、
たとえばノリがいいだけであるとか、そういう人でもOKなんですよね。
むしろ本当にユーモアセンスが光ってる人になっちゃうと、
言葉はアレですがあまりユーモアに造詣の深くない人にとっては理解しにくい存在になるリスクさえあります。
だからほどほどに、他人にもわかりやすい笑いを提供できる人がモテるというわけです。
そしてこれは女性にも該当します。
人類学者のギル・グリーングロスは以前より「面白い人は社交的で知性がある、と考えられている」と主張しています。
ユーモアの有無は同性、異性問わず周囲からそれなりに重視されがち、ということですね。
なにせ社交的で知性もあるって、それはモテの第一条件みたいなものですし、ルックスにも依存しない強みのある要素です。
ですので、もしあなたが恋愛には奥手ながらユーモアのセンスがあると自負するなら、猫をかぶる必要は全くありません。
事実、筆者も過去の交際相手に笑いのセンスが高い女性がいましたが、やっぱり性別関係なく一目置く存在でしたから。
ユーモアって備え付けの才能なので開花させるのは大変ですが、隠すのはもったいないと考えておきましょう。
私見ですが、面白い女性ほど、ユーモアのセンスを男性に隠す傾向にあります。
アレって本当にもったいないですよ。
おわりに
と、まあLINE多めだとか、ユーモアを隠すなだとか、
「今更そんなレベルですか」と失笑したくなるような話ばかり提示したんですけど、そこが大事なんです。
恋愛適齢期に恋愛をできていない人というのは、その当たり前、今更レベルの努力ができていない可能性が高いのです。
研究者が「こういう傾向があるよ」と参考にするようにヒントを出しているわけですから、
今回この2点のポイントはぜひ行動に活かすべきだと思います。
いや、マジで恋愛をできる期間にしない・できないってもったいないことですからね。
「男性のハートを射止めるしぐさ」とか紹介するのもアリっちゃアリなんですけど、
それを学ぶのはまず今回紹介した点を意識し、実践してからで十分ですよ。
(松本ミゾレ/ライター)
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