気になっていた男性が他の女性を好きになってしまったり、お付き合いしている彼に別の女性の気配を感じたり……。
恋愛をしていると、ときどき現れる「恋のライバル」の存在が気になることがあるでしょう。そんな歓迎しかねる第三者の出現で、恋の火花が散るような経験をした方は少なくないかもしれません。
しかし恋のライバルが出現したときこそ、「男性から愛されてモテモテになれるチャンス」になるかも。今回はライバルの出現を恋のチャンスに変える対処法を紹介します。
「恋の相手は自分の鏡」――その真意
よく「相手は自分の鏡」だと言いますね。その言葉を「相手と同じことを自分も周囲の人にしている」と捉えている方は少なくありません。つまり「意中の男性がいるときは、他の人を好きになったりしない」「私は浮気なんてしない」とおっしゃる方もいるはず。
それは当然のことです。なぜなら、この言葉がもつ本当の意味は、実は「相手と同じ態度や行動を自分自身にしている」というものなのです。
恋のライバル出現は、自分自身からのSOS
たとえば彼が浮気した場合、あなたは彼に対してどう感じるでしょうか。「私だけを見てほしい」「私を傷つけるようなことをしないでほしい」など思うかもしれません。それは、あなたが自分自身に抱いている感情です。
つまり、「他の人のことばかり気にしていないで、もっと自分自身と向き合って」「自分を傷つけるような言動はしないで」……そんなあなたの心の深い部分にある望みが、恋のライバル出現という現実になって表れているんです。
つまり恋のライバルが出現したときに注目すべきは、彼でも恋敵でもありません。見つめるべきは、自分自身。日々、自分のためにどんな行動を取っているのか、どんな言葉をかけているのか――そこにあえて注目してみてください。
すると、いかに自分が自分に酷いことをしてしまっていたのか……相手が鏡になって教えてくれている「真実」に気づけるはずです。仕事が忙しくて、やりたいことを我慢してばかりしていたり、「どうせ私なんて……」と否定的なことばかり考えたりしているかもしれません。
自分の望みをかなえてあげよう
先ほどお伝えした方法で「真実」に気づけたら、あとは行動するのみです。その行動とは、自分自身への態度をあらためること。これにつきます。
浮気相手の連絡先を突き止め「もう彼と会わないで」と脅迫することでも、彼を「浮気しているでしょ?」と問い詰めることでもありません。
具体例を挙げると、最近やりたいことを全部我慢していたと思うなら、自分を甘やかしてみましょう。思い切って旅行に行く、ゆっくり休める時間を作る……どんなにささいなことでも構いません。「やりたいことをやってもいい」という許可を、自分に与えてあげましょう。
あるいは、最近自分を責めてばかりいたと感じたなら、「今日も頑張ったね」「今日の服、よく似合っているよ」など、彼に言って欲しいと思う言葉を心の中で自分に語りかけてあげるのもいいですね。自分が欲しかったものを、自分に与えましょう。
自分を大切にすることが恋の問題解決への近道
彼があなたを大切に扱ってくれるようになったり、褒めてくれたりするかもしれません。あるいは、もっと誠実で優しい男性からアプローチされて、より幸せな恋愛を掴むことができるでしょう。どんな形で解決できるかは分かりませんが、結果的には自分にとってベストな形で問題が解決されるはず。
そうやってしばらく自分を労わってあげていると、自然と状況が変わっていきます。なぜか彼からの愛情表現が突然豊かになったり、他の男性からアプローチされたりなど、愛されてモテモテになる現実が不思議と引き寄せられてやってくるんですよ。
あなたの人生の主人公はあなた!
結局、恋のライバルは“私の人生”という物語に出てきた脇役にすぎません。あなたの人生の主人公はあなたです。どんな感情を抱き、なにを選択し、どう行動するのか、そのシナリオの決定権はあなた自身にあります。
ですから脇役の存在に心を振り回されず、まずは落ち着いて。「この物語をどうしたい?」と自分の心に問いかけてみてください。
そして、恋人に愛され、大切にされ、誠実に向き合ってほしいと望むなら、まずは自分が自分をそのように扱ってみましょう。すると“私の人生”という物語は彩りを増し、幸せなエンディングへと展開していくはず。
恋のピンチは、さらなる幸せを手に入れるチャンスです。あなただけの物語を紡いでくださいね。
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