「幸せだけど、いつか彼氏にふられるような気がする」「ちょっとメールの返事がそっけなかっただけで、嫌われたか不安になる」
こんな風に「いつか見捨てられるのでは」と不安を抱えていませんか?
今回は、こういった見捨てられ不安に苦しめられている方に向けて、不安を解消する方法について解説していきます。
目次
そもそも見捨てられ不安とは?
見捨てられ不安とは、特定の人に抱く「いつか見捨てられてしまうのでは」という不安感のことです。
見捨てられ不安を抱いてしまう原因はいくつか考えられます。ひとつは幼少期の思い出です。親から愛情を充分に感じられずに育った場合、愛情を与えてくれる人に執着してしまい、過度にその愛情を失うことを恐れてしまいます。
またストレスが引き金になっている場合もあるようです。仕事がうまくいかなかったり、経済的に苦しい状況に陥ったりした場合、「この人は自分から離れていってしまうのでは」という恐怖に苛まれる場合があります。
このほかにも様々な理由が挙げられますが、まずは、なぜ見捨てられ不安を自分が抱いてしまうのかを考えてみましょう。
原因が分かれば「彼に執着していたのではなく、自分の心の問題だった」と気がつくことができるはずです。
見捨てられ不安から自由になる方法
次に、具体的に見捨てられ不安を解消する方法を紹介していきます。
見捨てられ不安から自由になる方法1 試し行動をしない
見捨てられ不安を抱く人は相手を責めたり、電話やメールを頻繁にしたり、「もう愛していないのか」と問い詰めたりしがちです。最悪なのは、愛されているかどうかを試すような行動をとってしまうこと。
愛情を試される行動で、あなたのことをより愛するようになることはありません。ますます相手の愛情が冷めるだけです。恋人の愛情を試す行動は自分を苦しめるだけなので、やめましょう。
見捨てられ不安から自由になる方法2 ひとりで没頭する時間を持つ
見捨てられ不安を抱く人は、相手と自分を一心同体だと考えがちです。一人ひとり違う人間であり、独立しているとしっかり認識する必要があります。
そのために必要なのは、相手に固執するのではなく、ひとりの時間を持つこと。ひとりで没頭できる何かを見つけ、ひとりの時間を大切にしてください。「相手は大切な人、でも他人」と認識できれば、徐々に相手への固執も減っていくでしょう。
見捨てられ不安から自由になる方法3 自分で自分を愛する
見捨てられ不安を感じやすい人は、愛を失うことを恐れています。愛されない私には価値がない、と感じるならば、不確実な他人の愛ではなく、自分で自分を愛してあげましょう。
自分が「愛する人」だと考えてみてください。あなたは愛する人にどういった言葉をかけてあげたいですか?決してマイナスな言葉ではなく、温かな言葉で包むはず。「誰かに見捨てられたとしても、私だけはずっと無条件で愛しているよ」と優しく言ってあげましょう。
そして愛する人を扱うように、自分を慈しみましょう。
さいごに
今回は見捨てられ不安とは何か、不安を解消する方法をご紹介しました。
本当に自分のことを愛せたら、見捨てられるかもしれないという不安は消えます。ただ、自分を愛すためには日々の訓練が必要です。愛するということは努力して得られる技術なので、毎日自分自身に優しい言葉をかけてみてくださいね。
今来 今/ライター
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