こんにちは、沙木貴咲です。好きな人は何をしていてもカッコ良く見えて、なんでも受け入れてしまいたくなりますが、すべてが完璧で間違いをしないわけではありません。
注意しなければならないシチュエーションもあるでしょう。
特に、片思いの男性や彼氏が同じ職場にいるとか、後輩や部下だった場合、何かしら指摘をすることは必然のはず。好きな人を不機嫌にさせずに話を聞いてもらうにはどうすればいいのか、考えてみます!
プライドを傷つけない
たとえ彼がトンチンカンな間違いをしていたとしても、「え、知らなかったんですか?」「どうしてこんなこと間違えちゃうの?」など、上から見下す言い方をしないことが大事です。
男性は基本的にプライドの生き物で、上から目線で馬鹿にされるのが大嫌いです。つい出てしまった言葉であっても、「下に見られている」とわかれば一歩引いて、敬遠するようになります。
恋人同士ならギクシャクした関係になりますし、片思いなら恋愛対象外に見られてしまう可能性が……。
彼氏の間違いを指摘をするときは、自分がどう感じたかは述べず、間違っていることだけをシンプルに伝えるようにすると良いでしょう。
人前で注意しない
これも、彼のプライドを傷つけないための配慮のひとつです。可能な限り、ほかに人がいる状況では注意しないことも大切です。たとえ彼に非があったとしても、人前で指摘されるのは、やはり恥ずかしいものですから。
ただし、彼とは同じ職場で、会議中に勘違いを述べたりするなら、「今はとりあえずスルーして、あとで言おう」というのは逆効果。
その場で指摘すればちょっとしたミスで終わるのに、言わないがために彼は自分の勘違いに気づけず、恥の上塗りをするかもしれません。
耳打ちできる距離にいるなら、小声で違うことを指摘したり、メモに書いてそっと見せたりすると良いでしょう。
無駄に甘やかさない
好きな人の恥ずかしい姿は見たくないと思っても、彼が間違っていることを知っていて何も言わないのはNGです。それはやさしさでもなく、愛の証でもありません。彼に対して無関心であることを示す態度になります。
また、厳しい口調になるのを避けて、「そういう考え方もわかるけれども……」などと前置きするのも、彼のためにならないでしょう。
正しくないことはやっぱり、きちんと違うと教えてあげたほうが、彼としてもありがたいはず。気遣うべきはどういう言い方をするか? ということで、間違いを間違いと認めないことではないのです。
もし彼が不機嫌になったら……?
間違いを注意して、彼が不機嫌になったとしても、それは恥ずかしさや気まずさが原因なだけです。「言わないほうが良かったかも……」と後悔する女性もいるかもしれませんが、しばらくそっとしておいてあげると良いでしょう。普通の感覚を持つ男性であれば、間違いを指摘されたことが一時的に恥ずかしく思ったとしても、最終的には感謝するはずです。
「俺に恥をかかせやがって!」と本気で怒りをあらわにするような人ならば、恋人として付き合うこと自体を考え直したほうが良いかもしれません。自分の無知やミスを教えてくれたことをありがたく感じないどころか、腹立たしく思うなんて人としてどうかしています。彼氏として付き合っても、後悔する場面が多いはずです。
そして、彼のプライドを傷つけるつもりはないのに、落ち込んでしまった場合は、とりあえず「誰だって間違いはある」と励ましてみてください。さらに落ち込むようなら、何も言わずに一人にしておいたほうが立ち直りは早いでしょう。注意の仕方はもちろん、後フォローもしっかりすると、彼に好意的な印象を残せるはずです。
(沙木貴咲/ライター)
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