男女は身体だけでなく脳、とりわけ恋愛に対する考え方に差があります。
もちろん、性別ですべてを括ることはできませんが、ある程度の違いはあります。
恋愛に関する性差を知っておくと、有利に気になる男性のアプローチができ、大好きな彼氏と長く続く関係を構築できるでしょう。
そこで今回は、心理カウンセラーの資格を持つ筆者が恋愛における女性脳と男性脳の違いをご紹介します。
男性は「助けたい」という意識が強い
これはよく言われることですが、女性は「共感脳」、男性は「解決脳」です。例えば、男性に「上司にセクハラされてるんだ……」と話したら、女性は「それはつらいよね」と共感してくれます。一方、男性に話すと「上司に相談しよう!」「ボイスレコーダーでセクハラされた時の音声を録音しよう」と解決案を提示しがちです。
このように女性と男性では物事の対する捉え方が違うため、男性に愚痴った時にアドバイスやら解決策を提案されてもイラっとしないようにしましょう。
男性も善意でそう言っている場合が多いのです。
女性は感情的に恋愛をする
女性は感情面を恋する傾向があります。
例えば、彼氏から暴力や暴言を浴びせられている女性に「別れたほうが良いよ」と言っても、「たまに殴られるけどいいところもあるんだ」と言って話を聞き入れてもらえないケースがあります。
ですが、男性から「彼女からひどい責められ方をするけど、それでもいいところはあるんだ」といった話を聞くことは少ないと思います。
女性は恋愛において相手に入れ込みやすいので、自分が感情的になりすぎていないのかを冷静にチェックする習慣をつけておくと、DV男やモラハラ夫に心身を傷つけられることはなくなるでしょう。
もちろん、上記は考え方の話になりますので、女性から男性へのDVやモラハラがないわけでは決してありません。
男性は未来を見ている
大手企業に勤務している彼氏が「ステップアップしたいから転職を考えているんだ」と言い出して困惑した経験はありませんか?
男性は未来志向であり、現状の安定より輝かしい未来に視線を向けがちです。
よく言えば、野心家、挑戦的などと表現できますが、楽観的で行き当たりばっかりと言うこともできます。
女性は男性と逆で現代と過去に意識を向けるため、堅実かつ現実的な考え方を好みます。この違いはよくケンカの要因になり、今後のキャリアから家電の購入まで、様々な話し合いにおいて軋轢(あつれき)を起こすでしょう。
まとめ
繰り返しになりますが、現実的な思考をする男性もいますし、アドバイスや解決案を積極的に求める女性もいます。
「男性はこういう傾向があるんだ!」と決めつけて接すると、相手のことを適切に理解できなくなるリスクがあるので、あくまで“目安”といった感覚で今回紹介した性差を覚えましょう。
(高萩陽平/ライター)
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