性的な趣味の詳細などについては、いくら親しい人とはいえ、打ち明けられない、と考えている人は多いでしょう。
そのため、「自分は異常なのではないか」「この性欲は普通なのだろうか」と不安に感じている方も多いと思います。
性的な趣味や夜の行為 の頻度などについて、「これがまともでそれ以外は異常」と分けることは困難であり、「普通なんてない」とも言えるのですが、悩んでいる人はたくさんいます。
今回は、「性欲をこじらせてしまった」という自覚のある方に、自分で認識している「こじらせてしまった理由」を聞いてみました。
性欲をこじらせてしまった理由1 「性的なことは汚いこと」と教育されてきた
「母親は教育ママかつ潔癖症でした。男の子とふたりで遊ぶなんてとんでもないことだ、と言われて育ってきましたし、性的なことは汚いことだとも言われてきました。そういった家庭環境に育ったために、彼氏ができても、キスとか夜の行為 とかはなんだか汚い感じがして、できずにいます。
幸い、今の彼氏は私の状況を理解してくれています。でも、私の気持ちが変わらない限り、いつか彼に愛想をつかされてしまうのではないか、と不安です」(看護師・25歳・女性)
性欲をこじらせてしまった理由2 男なら「多くの女性とヤる」のがクールだと思っていた
「大学で医学部に入ってから、急にモテるようになりました。そこで、出会った友達はナンパが趣味で、できるだけ多くの女とヤるのがかっこいい、というような価値観を持っていました。それに流されてしまい、自分もナンパをするようになり、女性に不誠実な態度をとって、数をヤることばかりに集中していくようになりました。そうしているうちに、いつのまにか、行為 に対して、倦怠感を感じるようになったいうか…楽しめなくなってきてしまったんです。今は、多くの女性と行為をしたことを自慢するなんて幼稚なことだという認識はあります。でも、ひとりの人とコミットするとか、愛情にあふれた行為 をするとかは、まだできずにいます」(医師・29歳・男性)
性欲をこじらせてしまった理由3 理由は不明だけど、好きな人に欲情できない
「私が性欲をこじらせてしまった理由は、正直、まったく分かりません。ただ、普通の人は、好きな相手に対して欲情しますよね? でも私は、大切にしたいと思えるような相手に対しては欲情できない性質なんです。
だから、恋人にしたい相手と、そういう事をしたい相手は、同一人物にはなりえません。幸い、今は私の気持ちを理解してくれる人と巡り合って、行為 なしの恋人を持てています。こういう、他の人から見たら異常だと思われる関係を築いている人って、世間から見えないだけでたくさんいると思います。同じように、私ってなんでこんなに変なんだろう、と悩んでいる人に、ひとりじゃないよ、と伝えたいです」
(国際機関勤務・27歳・女性)
性欲をこじらせてしまう理由はさまざま。悩んでいる人・不安を感じている人は多い
幸せに暮らしているように見えても、実は性的な問題で悩んでいる人はたくさんいます。
「私って異常かも」と悩んでいるのは、あなただけじゃない、という可能性は高いのです。
今来 今/ライター
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