「また裏切られるかも…」次の恋愛が怖くなったときの対処法
| 【ご相談内容】
はじめまして。4年間付き合っていて、結婚の約束までしていた彼氏がいたのですが、転職先で知り合った年下の女の子を好きになってしまい、彼氏に振られてしまいました……。 もうショックが大きすぎて、今は新しい恋をする気力がないです。また彼氏ができても、裏切られてしまうんじゃないかって思ってしまいます。 私はこれからどうすればいいでしょうか？ （ナナさん：25歳 女性） |
人には「良くも悪くも」イメージを現実にする力がある
ご質問ありがとうございます。
結論から言えば、「また彼氏が出来ても裏切られてしまうんじゃないか」という嫌な予感は十中八九、当たりません。
しかしこれを100%を現実にさせる方法が一つだけあります。
それはナナさんが、これから先もずっと「また彼氏が出来ても裏切られてしまうんじゃないか」と思いながら生きていくことです。
一旦その見方が出来上がってしまうと、その人がどんなに誠実な人であっても、恋人を疑いながら接することになります。
そうなるとその恋人は、「自分のことを信じてもらえない」と感じるようになり、結果的にナナさんを裏切ることになります。
これを自己成就予言とか引き寄せの法則とかと呼んだりするのですが、人には、それが望む未来であれ望まぬ未来であれ、容易にイメージできることをそのまま現実にする力があります。
つまり、今の思考のまま生きると間違いなくその予想が当たってしまい、裏を返せば、別の思考で生きればそうはならないということです。
失恋から学べたことはなんですか？
確かに、元彼の行動もどうかとは思います。振り方も振る理由も身勝手甚だしいなとは思います。
ただし、その彼を選んだのは他の誰でもないナナさんなのです。まずは、その事実とトコトン向き合わなくてはなりません。
むしろ、そこと向き合わずに次の恋愛なんてしたら、今度こそ心がバッキバキに折られる大怪我になります。
彼の理不尽さに一通り枕を濡らしたら、ノートとペンを用意して図書館にでも行きましょう。
そして机に向かって、「二度と同じことが起こらないようにこれから出来ることがないか？」を書き出してみましょう。
具体的なこんな具合です。
失恋後の自分と向き合うための質問集
| ・彼の不審な点を見て見ぬ振りをしてきた自分はいなかっただろうか？
・結婚するという約束にあぐらをかいて、信頼関係を築く努力を怠っていたのは私ではなかっただろうか？ ・信用できない男の特徴を彼から抽出して、次の男を見るときの指標にできないだろうか？ ・そもそもわたしの描いていた「結婚」はどれだけ具体的だったろうか？ ・彼はその「結婚」に相応しい男だったのだろうか？わたしはその「結婚」に相応しい女だったのだろうか？ ・今回の失恋を経て、わたしは今後どんな好きになりたいと考えているだろうか？ |
この失敗から、どれだけの学びを得られるか？トコトン納得のいくまで向き合いましょう。
怖くてできない、という言い訳に負けないで
ところで「○○が怖くて〜できません」というセリフは、考えるのを放棄したい人が使う言葉です。
「わたしは裏切られた被害者です」と責任を全部丸投げして、自分は傷ついたヒロインでいれば、周囲の人間は「そうだよ！そのうちいい男が見つかるって」ってなぐさめてくれます。
しかしその人たちはナナさんの未来を約束してくれるわけでも、保証してくれるわけでもありません。
全ては自分の責任です。全ての責任を自分において、この人だと思う人を幸せにすると決めること。
それが結婚するということです。
未来の彼氏にふさわしい自分でいよう
もし、僕が未来のナナさんとお付き合う立場の男性だとしたら。
過去の失恋話をされた上で
「ねぇ、あなたはわたしのことを裏切らないよね」と言われるのか、それとも
「でもそのとき学べたことがあったから、あなたに出会えたんだと思う」と言われるのか
どっちが嬉しいかと言われれば5億%後者です。
ナナさんは、未来の彼にどっちの言葉を伝えたいですか？
その未来を作るのは、今この瞬間のナナのあり方次第なんですよ。
（川口美樹 /ライター）
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