こんにちは、恋愛プロフェッショナルの川口です。
今回も、悩める読者さんへの恋愛相談にお答えしていきたいと思います!
今回は、付き合って3ヶ月になる彼の対応が、だんだん塩対応になってきたことに不安を覚える女性からのご相談です。
【相談内容】
ペンネーム:まいさん(28歳女性) こんにちは。彼氏と付き合ってそろそろ3か月になります。 習い事先で知り合った彼(歳は私の1個上です)ですが、付き合いはじめた頃はとても尽くしてくれて、デートも彼が私の要望を聞いてきっちりプランを立ててくれたり、会うたびに「かわいいね」って言ってくれたりしていたのですが、最近になって彼がとても冷たくなってきました。 以前のように私に関心を向けてくれる事がなくなったというか… すごく大きなきっかけがあったわけではないのですが、彼氏に飽きられたのではないか?もしくは浮気をされているのではないか?と不安です。 彼の気持ちを確かめる術はありますか?教えて頂けると嬉しいです。 |
男は愛情が深まると愛情表現しなくなる
まいさん、ご相談いただきありがとうございます。
『付き合う前〜付き合った当初はあんなにたくさん愛情表現してくれたのに、なんだか最近冷たい』
そんな状態から「飽きられてしまったのではないか?」「もしかして浮気?」と心配になるお気持ちはよくわかります。
が、杞憂です。それはもう100%杞憂です。過去に何十回とこの手の相談に乗ってきましたが、男がよほどのクズでもない限り、この不安が的中することはありません。
今のまいさんの彼氏の状態は、「極めて自然的な」状態なのです。
男は愛情表現を「ハンティング」に使う
男性が恋をするとテストステロンというホルモンが優位になります。
これは「支配ホルモン」とも呼ばれ、対象の異性を「自分のものにしたい」という欲求を高める役割があります。
この時男性は、女性に選ばれるための求愛行動を取るわけですが、その時にするのが「気を遣う」「ロマンチックな言葉をかける」「褒める」といった愛情表現なんですね。
これはクジャクが羽を広げるのと同じ「メスをGETするためのアピール」なのです。
求愛しなくなったのは安心したから
付き合ってしばらくして彼の対応が塩対応になったは、「もうする必要がなくなった」(と思っている)からです。
それはまいさんに飽きたわけでも、ほかに気になる女性ができたわけでもありません。
テストステロンの量が減り、まいさんをものにしたい欲求が減ったからに他ならないのです。
要するに「安心した」んですね。だから求愛しなくなったのです。
男性が求める理想のパートナー像は「親友」
女性の多くは、「いつまでも自分をお姫様扱いしてほしい」と願いますが、残念ながらその願いが叶うことはほぼありません。
なぜなら男性は彼女に「お姫様でいること」をよしとしないから。
おそらく彼はまいさんに、「親友のように気の許せる相手でいてほしい」と願っていると思います。
もっと言えば毎日のように「可愛いね」と口にし、毎回のように「デートを真剣に考える」ような相手にはなって欲しくないのです。
なぜって、疲れるからです。いつでも臨戦体制にならないといけないのは、男性にとっては重荷に感じてしまうのです。
裏を返せば、彼が愛情表現がなくなってきた、ということはまいさんのことを彼女として、そして同時に良き友として診始めた、ということでもあるんです。
逆にいつまでも愛の言葉を彼女に囁き続ける彼氏がいたら、そっちの方が僕は異常だと思います。
パートナーシップはトキメかなくなってからが本番
以上のことを理解した上で、まいさんの取るべきアクションは2つです。
彼に愛情表現をし続けるよう仕向け常にドキドキする恋愛を希望するか、彼の希望を受け入れドキドキしない恋愛の心地よさを取るか。
前者は恋に恋するタイプです。後者は彼という人間そのものに恋するタイプです。
前者をご希望であれば、常に他の男性を魅了し続け、彼に「油断しているとこの子を奪われてしまう!」と危機感を抱かし続けることに磨きをかけましょう。
後者をご希望であれば、「恋する」ことから卒業し、お互いの信頼関係を築き、常に「素のままの自分で居られる」安心感を手に入れる努力をしましょう。
まいさんは、どちらの恋がお望みでしょうか?
もし後者を希望されるなら、「本当のパートナーシップは相手にトキメかなくなってからが本番」だということを胸に刻んで、彼に関わっていってほしいなと思います。
(川口美樹 /ライター)
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