恋人と、わざわざ揉め事を起こしたい人はいないでしょう。
「分かってはいるけど、喧嘩になっちゃう」そんなカップルもいるはず。
世間には喧嘩をしないカップルもいます。
そんなカップルには揉め事を起こさないように、決め事を作っていることも。
今回は喧嘩をしないカップルが決めているルールを紹介します。
1.「感謝の気持ち」を忘れない
「恋人の思いやりに感謝するのを、お互いに忘れないようにしています。
当たり前だと思われるとおもしろくないものですよね。
ありがとうって言い合える関係だと喧嘩にはなりませんよ」(Yさん・27歳男性/教育関係)
恋人同士、交際期間が長くなってくると、「相手がしてくれること」への感謝の気持ちを口にすることが少なくなります。
それが「◯◯してあげたのに」「自分の気持ちは伝わっていない」と不満になっていきがち。
それが喧嘩の原因になるケースもあるもの。
しっかり「ありがとう」と恋人に伝えることで、お互いに不満を抱かなくなり、喧嘩を避けられるのです。
2.すぐに否定しない
「元カレと付き合っていたときは、お互いに否定ばかりしていました。
お互いの趣味に対して“何が楽しいのか意味が分からない”って言い合っていたし、何気ない発言とかも“バカみたい”なんてキツイ言葉を浴びせていたんです。
それで喧嘩ばかりでお互いに気持ちが冷めて別れました。
その反省から、いまの彼氏とは安易に否定しないのをルールにしたんです。
その方がお互いに気持ち良くすごせますし、喧嘩も全然起きませんよ」(Tさん・25歳女性/営業)
恋人とはいっても、相手のすべてを理解できるとはかぎりません。
趣味だったり、行動だったり理解できないケースもあるでしょう。
そんなときに「意味分からない」「くだらない」と否定してしまうと、そこから関係にヒビが入ることも。
人はそれぞれ好みや考え方があります。
それを尊重してあげられると、衝突は少なくなるものです。
3.ときどき距離を取る
「同棲している彼女とは定期的に距離を置くようにしています。
なんとなく関係がギスギスするときや、一緒にいて息苦しく感じることって、仲のいいカップルでもありますよね。
そんなときはお互い遠慮なく“少し、ひとりになりたい”って伝えることに決めているんです。
喧嘩になる前にクールダウンできるので、揉めずにすんでいますよ」(Kさん・32歳男性/サービス)
どんなに仲のいいカップルでも、なんとなく関係がギクシャクして、一緒にいるのはシンドイと感じることがあります。
「ひとりの時間がほしい」と思うのは愛情が冷めているのとは違う、誰もが抱く感情です。
喧嘩になる前に一時的に距離を取ることで、お互いに感情をリセットして、円満な関係を継続できます。
4.約束を破らない
「彼氏とは、“お互いに約束は守ろうね”って決めています。
約束を破られると相手に対してガッカリしますよね。
それが積み重なっていくと、喧嘩になるものです。
簡単に約束はしないし、一度約束したら必ず守る。
これを徹底すると喧嘩になることは少ないですよ」(Sさん・22歳女性/飲食店勤務)
「次の休みにデートしよう」「今度バッグ買ってあげる」「毎日愛しているって伝える」などカップル間ではさまざまな約束をするもの。
実行できれば問題ありませんが、約束を守れないとなると、約束を破られた方は失望してしまいます。
どうしても約束を守れない事情が発生することもありますが、できる限り約束は守らなければなりません。
「できないかもしれない」そんな約束は最初からしないほうが無難です。
まとめ
恋人同士でも、それぞれが別の人間です。
お互いの気持ちがぶつかりあって、喧嘩になることもあります。
喧嘩を通して理解が深まる場合もありますが、関係が壊れてしまう場合も。
「できれば喧嘩はしたくない」と考えているならば、今回紹介したカップルのように「喧嘩を避けるためのルール」を決めておくのが大切です。
(大船くじら/ライター)
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