ショッピングデートで渋滞に巻き込まれたRさん。
異常なほど不機嫌な彼女に、付き合う相手を間違えた! と気づきました。
あなたにはこんな経験、あるでしょうか?
人間性に問題のあるヤバい女に恋をした男性の経験談、ありのままご紹介します。
前編をまだ読んでいない方はこちらから!:「人間性に問題あり!なやばい女に恋した結果【前編】」
ヤバい女の沸点の低さに思考停止
ストレスとの戦いだったショッピングデートの翌日。
いつも通りLINEでとりとめのない話をしていると突然
「今度ここに連れて行って!」
とリンクが送られてきました。
海か、山か、それとも映えスポットか……と予測しながら開くと、なんと、車でしか行けない渋滞必至のお祭り。
「絶対道混んでるから、昨日みたいに嫌な気分になっちゃうよ」
自ら諦めてもらおうと思い伝えると、既読がついた瞬間電話がかかってきました。
ちょうど画面を見ていたのですぐに取ると
「私とはお祭りなんて行きたくないんでしょ! 昨日の渋滞だって、道選んで回避できたじゃん!」
いきなりの怒声に、呆然でした。
そのあともなんだかいろいろと怒鳴り散らされていたようですが、一切記憶にありません。
あら探しが大好きなヤバい女……
それからしばらくして泊まりがけの旅行に行きました。
「異常な彼女と一晩一緒に過ごせるか?」とか「でも大好きな彼女とお泊まりなんだ!」とか考えて感情は滅茶苦茶でしたが、前々から予定していたものなので今さら断ることもできず「まあ、旅行の間くらいは機嫌よくいてくれるだろう」と楽観的に捉えて当日を迎えました。
最初こそ調子よく観光を楽しんでいたのですが、旅館で予約していた夕ご飯を楽しんでいる途中。
「女将さんの笑い方、変じゃない?」
「え……? いや、あんまり気にしてなかったけど……そうだった?」
咄嗟に無難な回答をしたものの、女将さんの笑い方は上品そのもので、口元に手を当てながら控えめに笑う、美しい笑い方でした。
それから食事の時間中ずっと彼女は、女将さんのことを何かにつけて批判したのです。
配膳するときの手元がどうとか。
絶対根はぶりっ子だ、同じ女だからわかる、だとか。
自分の選択は間違っていないと思いたかった……
楽しい話題に切り替えようとしても、すぐに他人の悪口ばかり。
でも、そのことを指摘すれば、気分を害した彼女がヒステリックに
「私のことをより他人を守るんだ! 彼氏なのに! じゃあ私は都合のいい女なんだ!」
と泣きわめくので、こんな素敵な旅館には似つかわないし、自分ももう彼女を宥めるのに疲れていたしで、黙ってやり過ごしました。
いつもそうだ、他人の悪口を聞いてはうなずいて聞くだけの自分。
彼女に腕枕をしながらその夜は考えていました。
でも、それでも僕は彼女のことが大好きでした。
もしかしたら、自分の選んだ相手は間違っていないと、自分自身に信じ込ませようとしていたのかもしれません。
そんな僕にも、転機が訪れます。
ヤバい女にハマるRさんを救ってくれた人
友人に彼女のことを愚痴ったら、こう言われたのです。
「切り出すのマジで命がけかもだけど……別れたほうがいいよ」
なんでも、友人のお兄さんが似たような経験をしたそうで。命の危険すら感じたのだと。
まさか自分の彼女がそんなわけない、そう信じ込んでいましたが、信頼のおける友人だったのと、彼女への不満がたまっていたので、別れることに。
友人とお兄さんも手伝ってくれ、どうにか警察沙汰になることなく別れることができましたが、危なかったです。
人間性に問題のある女に恋をした結果
彼女や奥さんができようものなら、標的がそっちに移る、と友人のお兄さんから聞いたRさんは、しばらく独り身を貫くと固く決め、今では平和に暮らしています。
女性不審にこそ陥らなかったものの、彼女に似た人影を見るとつい追いかけたい気持ちになりながら、足は女性から遠ざかる方へ動いてしまうそうです。
人間性に問題のある女性を好きになってしまった場合、早めに距離を置くことが大切だと言えるエピソードでした。
みなさんも「ヤバい人」に人生を振り回されてしまわないように、気をつけてくださいね……!
■女の嫉妬は怖い…本当にあった恐ろしすぎる女の戦い【後編】
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