恋には、人を変え、人生を変えるほどの魔力がある人間のエネルギー感情です。
恋をすると自然と美しくなり、人生が充実するというポジティブな一面もありますが、反面、人は恋に溺れ、普段の自分ではしないような、恥ずかしい行動を取ってしまうこともあります。
みなさんが、心の奥底に封印した恋愛の黒歴史をご紹介します。
友人に相談して大失敗 筆者の場合
筆者が学生時代の恋愛黒歴史です。
片思いの彼の携帯番号を共通の友人から聞き出し、自分の携帯電話に登録するだけでドキドキ、満足していました。
もちろん、片思いの彼は私の存在も携帯番号も知りません。
そのうち、彼への発信履歴が欲しくなり、ワンコールなら相手に私からの発信履歴が残らないだろうと、毎日のようにワンコールをして自己満足をしていました。
が、しかし。
そのワンコール、実はしっかりと彼の携帯着信履歴に残っていたのです。
片思いの彼は、見知らぬ電話番号から不在着信が続くということで、不審に感じ調べたらしく。そして、友人を介して私だと気づかれてしまいました。
私は、片思いの彼にストーカーだと認定され、淡い青春の片思いは散ってゆきました。
なんともホロ苦い恋愛黒歴史です。
独りよがりの恋するポエマー
恋をしてロマンチックなポエマーになってしまった経験がある人も多いでしょう。
「あなたは私の太陽。あなたに見つめられると、甘い恋のキャンディーが私の体の中でとろけてしまうの。」
なんていう、猛烈に恥ずかしいポエムも恋の熱に浮かされている時には、「自分の気持ちを表現する素晴らしいポエムが出来た! 」と満足してしまうのが恋愛の恐ろしい魔力。
自分だけの日記帳に留めておくのであればいいのですが、気持ちが高ぶりすぎて、片思いの彼に伝えてしまったという恋愛黒歴史をお持ちの方も多いでしょう。
私の友人は、彼への想いを綴った自作のポエムを歌にして、さらに自ら歌いカセットテープに録音し、彼に告白をする時に渡したそうです。
彼との愛のデュエットは叶わず、音信不通。葬り去りたい恋愛黒歴史だとか。
その情熱と、作詞作曲ができるクリエイティビティをもっと別の方向に活かせればよかったのでしょう。
尽くしすぎた恋の奴隷
地方の高校時代に友人が恋した彼は、プレイボーイのオレ様気質。
初恋だった彼女は、すっかりと彼の恋の奴隷になってしまったそうです。
彼の部屋にはテレビがないということで、毎回、お家デートの時は、14インチのブラウン管テレビをママチャリのカゴに乗せ、ガタガタの田んぼ道を走り、彼の家に遊びにいっていたといいます。
しかし実は、彼には、遠距離恋愛の本命彼女がいたとか。
尽くしすぎた恋の奴隷 筆者の場合
筆者にもプレイボーイのオレ様気質な男性との恋愛黒歴史があります。
仕事に対する向上心もなければ、唯一の趣味といえばワンナイトラブという、誰がみてもダメ男の恋の奴隷でした。
楽してお金を稼ごうという彼の口車にまんまと乗せられた私。
毎週末、私の銀行口座で登録されたインターネット競艇、競馬をするお家デートばかりでした。
そのうち「お前が俺の人間関係(実は女遊び関係)を無茶苦茶にした! 」と逆ギレされ、何故か私は彼に謝罪と称して数万円を渡したり、その後、毎月、彼の銀行口座に1万円を振り込み貢いでいました。
3年ほど続いた関係でしたが、私の精神状態が限界に達しスッパリと縁を切りました。
20代後半、人生の大切な時期に、ダメ男に貢ぎまくった黒歴史です。
さいごに
「あなた泣かせる力もあれば、笑わす力も、あると信じているのよ。小さな小さな魔法。甘く狂わせるクスリなんていらないの。みんな不幸なふりをしているだけなの。」
90年代に流行したポケットビスケッツの「YELLOW YELLOW HAPPY」の歌詞の一部です。
恋は人を狂わせることもありますが、美しく成長させてくれる最大の特効薬でもあると思います。
若気の至り?(という理由で片付けたい)恋愛黒歴史があるからこそ、魅力的な大人の女性になってゆくのかもしれません。(と信じたいです)
(ライター/キタミカ)
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