仕事で忙しく、恋愛相手に巡りあう可能性がある場が社内しかないと思う人もいることでしょう。
しかし、近年のコロナ禍によるリモートワーク化やソーシャルディスタンスによって、人と距離を縮めにくいと感じてしまう人も……。
社内恋愛を期待する場合には、コロナ禍でもカップルになった人を参考にしてみると良いかもしれません。
今回は、このコロナ禍において、どのようにしたら社内恋愛に発展するのか? 経験者に話を聞いてきましたので、ご紹介していきたいと思います。
1.リモート会議でよく顔を合わせて
「私が勤める会社は出社比率3割以下となっているため会社で人と会う機会がとても減ってしまいました。ただ場所にとらわれないTV会議やWeb会議の便利さに気づき、リモート会議がとても増えました。そんな中でよく会議で顔を合わせていた男性と仲良くなり、リモート飲みから一気に親密な感じになりました。
緊急事態宣言が開けて会社で会った時に彼の家で飲もうとなって、そのまま付き合うようになりました。彼の家ということでちょっと戸惑いもありましたが、このご時世ですし彼にそういう目的はなさそうだったので。対面が一番ですが、リモートでもよくコミュニケーションをとっているとこういうこともあるんだなぁと思いました」(26歳・女性)
2.出社人数が少なく仲間意識が芽生えて
「在宅ワークできる社員は在宅メインの働き方になりました。だから会社に行くと人がまばらです。そしてそんな時に一緒に出社していると、なんだか仲間意識のようなものが芽生えてくるんですよ。『私ら大変だよねー』とか言うところから会話が弾むことがあります。そんな感じである女性と雑談していました。
自然な流れで緊急事態宣言が明けたらお祝いに食事に行こうということになり、そこで更に意気投合してLINEや電話でよくおしゃべりするようになったんです。楽しくて僕から付き合いたいというと快くOKしてくれて始まりました。車内で顔をあわせる機会があるため、そのままフェードアウトしていき…ということもなさそうです」(33歳・男性)
3.個別で連絡が来た
「コロナ禍以前の社内恋愛でも、直接誘われることもあれば社内メールで個別の連絡が来て誘われることもありました。それはコロナ禍になっても同じです。初めは社内メールで個別連絡が来てそのままLINEを交換する流れになり、そこからはプライベートでも連絡を取り合うように。
在宅ワークが普及しているとはいえ、ミーティングなどで定期的に顔を合わす機会はあるので、社内恋愛の始まり方はそこまで変わらないかもしれません。私は、人に伝わって冷やかされることなく、オンラインで慎重に関係を進められて良かったと思いました」(34歳・女性)
まとめ
会社によっては、社内メールのプライベート利用に関するチェック、連絡ツールからの個別連絡に関する注意など、私的利用に関してチェックが入ることがあるかもしれません。
また、自分から教えたわけではない連絡先に連絡をすると、セクハラ等を言われ、トラブルになってしまう可能性もあるでしょう。
コロナ禍でのアプローチは、焦ってアグレッシブになってしまうこともあるので、いっそう細心の注意を払いたいところです。
(神崎なつめ/ライター)
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