「また彼と別れちゃったー」
「いつも長続きしないんだよね……なんでだろ?」
「早くいい男に出会いたーい」
なんて言って、破局の理由を100%男性側に押しつける女性……
親身になって話を聞いて、
「こういうところを直したら長続きするんじゃないかな?」
とアドバイスをしても、また同じ失敗を繰り返す人もいます。
今回は、筆者が知る「男に見放される女性たち」のエピソードを紹介します。
言葉遣い? 育ち? 悪いのは何? やばい女性その1
まずはこんな女性。
筆者が彼氏だったら「なんで付き合い始めたんだっけ……」と頭を抱えそうです。
「今日めっちゃ機嫌悪いから、当たっちゃったらごめんね」
と会うなり言ってきた彼女。
初めから「機嫌が悪い」と明言してくれるのはありがたいな、一緒に過ごしていたら少しずつ機嫌もよくなるだろう……と考えて、普段よりも一層優しくしてあげることに。
彼女の好きなショッピングを楽しんだあと、カフェで一息ついていたら、普段の調子を取り戻しているようだったので、
「どうして今日機嫌悪くなっちゃったの?」
と軽く聞いてみた。
すると
「いや、母親がさ」
と、出かける直前までのエピソードを聞かせてくれた。
どうやらイライラをため込んだ母親に当たり散らされたのだそう。
それは災難だったな……と同情していたところに来た、彼女の
「あのババア、マジで覚えてろっての……」
思春期ならまだわかるけど、大人になってそれって……と思って、一瞬にして冷めましたね。
家庭の事情なんてわからないし、たとえば虐待とか、そこまでいかなくても毒親だったとかなら、親を尊敬する気持ちや大切にしたいという思いが生まれないのも仕方ないと思う。
でも、この発言は違うなって。
ババア、って呼んでいる時点で、この女性の場合親しい人にしか使わない呼び方だなってわかっちゃって。
きっとこのまま一緒にいたら自分もよそで同じように言われると悟って、ほどなくして別れました。
清潔感と素直さはどこ? 結婚をためらうやばい女性その2
お次は、なかなかヘビーかもしれません。
ある日彼女の部屋へ遊びに行くと、シンクにお弁当箱が置いてあったそう。
「あとで洗うのかな……?」
と軽く考えて、その日は普通に過ごしました。
それから1週間後。
再び彼女の部屋を訪れると、まったく同じ場所に、まったく同じ状態で、臭いと汚れが増したお弁当箱がありました。
(マジか……そういうの気にならないの?)
とちょっと引きながらも、彼女が手作り弁当を作ってくれるとしたら、あのお弁当箱を使うことになります。
「あれって、1週間前から置いてあるよね……さすがに洗ったほうがいいんじゃないかな」
一晩放置なら構わないけど、さすがにお腹壊しても困るし、と心配から声をかけます。
すると彼女は
「私のものだからいいじゃん。そんなこと言われる筋合いないんだけど」
……これは、人道的な生活をしてもらうまでにはかなりの努力と時間が必要そうだ、と悟った彼。
すぐに愛が冷めたわけではない、めずらしいパターンでしたが、それでも結婚や同棲を躊躇(ちゅうちょ)されても仕方がないかもしれません。
ヒステリックと自己中 王道のやばい女性その3
最後はさらっといきましょう。
付き合って1年半のとあるカップルです。
「どうしてそんなこと言うの……私のこと、大事じゃないの!?」
公共の場で、ケンカでしょうか、ヒステリックに叫ぶ彼女。
隣にいるのは、あきれた顔をして見下ろしている彼氏です。
「ねえ、だから、俺そんなこと一言も言ってないよね?」
優しい声で語りかけるよう意識している様子ですが、彼女の耳には届きません。
「もういい、別れる!」
吐き捨てるように言って去っていった彼女を、彼氏は追いかけません。
むしろ、せいせいしたと言ったような顔。
ちょっとでも気に入らないことがあると、すぐに「別れる」と言っては、彼氏に自分を追いかけさせて、そうやって愛情を確かめなければお付き合いできない女性なのだそうです。
このあと彼氏のもとには、当然のように鬼電がかかってきましたが、LINEでたった一言
「もう別れるんだろ? 俺も付き合いきれないから」
そしてブロックしたそうです。
さいごに
今回ご紹介したタイプに当てはまる方は、少ないかもしれません。
でも、誰もがこうなる可能性を秘めている……そう思いませんか?
言葉遣いがいつも丁寧(ていねい)なわけではない、横着なところがある、人から指摘を受けると耳が痛くてつい反抗的な気持ちが芽生える。
などなど、普段から心がけたいところです。
……という真面目な話はさておき。
こんな女性も世の中にはいるんだ、と思って、自分のことを褒めてあげてください!
(廣瀬伶/ライター)
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