以前までは“友達”として接していた男性から、急にアプローチしてきたことに困惑する女性は結構います。
なぜ、友達として自分を見ていたはずの男友達が急に異性をして見るようになったのでしょうか? 今回は、女友達を好きになってしまう男性心理を心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。
弱い部分を見せられる
その人を“女性”として意識している場合、自分の弱い部分は見せたくないため、“カッコいい自分”を演出しようとします。
ただ、このような姿勢でアプローチをしていると、精神的にしんどくなります。
一方、女友達には自分の弱さや素の部分を遠慮なく出せるため、「この人は自分のネガティブな面もわかってくれる」という気持ちになりやすく、好意に変わりやすいです。
特に男性は、「男は弱音を吐くな」「男のくせにメソメソするな」と表立って弱さを出すことが“悪いこと”として育てられたため、弱さを出せる存在は代え難い貴重な存在なので、付き合ったら長続きする可能性が高い、と言えます。
ドキドキよりも安心感
若い時は「ときめく恋愛をしたい」と思っていても、年を重ねると「ドキドキは良いから安心したい」という心理に変わります。
このような心理に移り変わろうとしている時、女友達という存在はドンピシャ。
共通の趣味・話題があり、一緒にいても気を使わなくて良く、まさに安心感を与えてくれる存在です。
付き合いの長い男友達の態度が急によそよそしくなったのであれば、好意が芽生え始めているのかもしれません。
ギャップを感じやすい
女友達に対して、男性は“恋愛対象”とは見ません。ただ、恋愛や趣味の話をしている時、「そんな一面あるんだ」「結構女性っぽいところあるんだ」と“ギャップ”を感じやすく、男性心理に大きな刺激を与えることになります。
こういった経験を重ねていくと、「友達としてみてたけど、結構女性として魅力的なのかも」という心理になり、急に恋愛対象として見ることも珍しくありません。
嫉妬心を覚えやすい
男友達であれば現在の彼氏の話や男友達の話など、自分以外の男性の話を聞く機会が多いです。そのことが、“友達が他の人と仲良くしていること”に嫉妬心を覚えさせ、「この人を渡したくない」という好意を生むことがあります。
とは言え、友達としての好意なのか、異性としての好意なのか、混同している可能性もあり、いざ付き合うと「友達としては好きだったけど、異性としてはそんなに好きじゃなかった」と気づき、別れてしまうことも…。
まとめ
男友達と付き合うことはメリットもデメリットも存在します。
もし好意を持たれて悪い気がしない場合、まずはどのような心理で好きになられたのかを知るようにしましょう。
(高萩陽平/ライター)
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