「男女の友情が成立する? しない?」は男女関係の永遠の課題。
一般的なアンケート調査では、男女の友情が成立する派としない派は、フィフティフィフティで、ほんの数パーセントの人は分からないと答えています。
また、男性と女性では、男性の方が、男女の友情は成立しないと思っている人が多いです。
著者は、男女の友情が成立する派でした。
何故なら、全くモテない学生時代を過ごし、自分は男性からは恋愛対象に見られないタイプなのだと思い込んでいたからです。
しかし、社会経験を積むにつれ、世の中には男女の友情が成立しない人々がいることも分かりました。
男女の友情が成立しない理由 VS 成立する理由 について検証してみましょう。
男女の友情が成立しない理由 人間には性欲がある
よく、男性は性欲と愛情が別だと言います。
なので、愛情とは別に女性に対して性欲が湧いてしまうのは普通のことだとか。
ほとんどの性風俗業が男性専用であるということからも、本当なのかもしれません。
男性の中には「自分は性欲と愛情を別には考えられない。」と言う人もいます。
それが本音かどうかも分からないので、性欲と愛情を別に考えられる男性の本音はいまいち分かりません。
例え、友達であっても、ふとした瞬間に性欲が湧いてしまうことがあるタイプの人(男性に限らず女性も)はいます。
そのようなタイプの人とは、男女の友情の成立は難しいでしょう。
男女の友情が成立しない理由 気持ちのずれがセクハラにつながることも
セクハラや痴漢の被害者の多くは女性です。
もちろん逆パターンもありますが、明るみになる性的な事件の被害者は女性が多いでしょう。
このような事件の原因は、お互いの気持ちの認識の異なりです。
女性側は、恋心など一切なく単なる親切心、人間としての尊敬の気持ちで男性に接したはずなのに、男性側が「あいつ、もしかしたら俺に気があるのかな? あわよくば……」と勘違いをすることもあります。
恋人同士ではない男女の間では、お互いの気持ちにズレが生じやすいので、職場で上司や部下であった場合は、セクハラなどの問題になってしまう場合も。
なので、男女の友情の成立は難しいと考える人もいます。
男女の友情が成立する理由 お互いに大切なパートナーや家族がいる
お互いに、旦那や妻、そして子供がいる、さらに家族ぐるみの付き合いであれば、男女の友情は成立するという意見もあります。
しかし、それも永遠に続く絶対的な保証はありません。
家庭環境や、夫婦関係などに何か変化があれば、人の気持ちも変わります。
ふとした瞬間に、異性として意識してしまうことも、なきにしもあらずなんです。
男女の友情が成立させるには?
大人になり、たくさんの社会経験をすると、本心を言葉や態度で伝え合うのは、とても難しくなってきます。
人間関係を円滑にするための処世術として、打算的になり自然と本音を隠してしまうのも、当たり前になってしまうことも。
「男女の友情は成立する」と公言していても、本当にそう思っているかも分かりません。
しかし、どちらか一方が、本気で「男女の友情は成立する」と思い込んでいれば、それは必ず成立するでしょう。
それには「異性であっても、絶対にこの人は友達、男女関係になることはない。」という強い意志が必要です。
そして、万が一、友人だと思っていた異性が下心を出してきたとしても、初期段階で反応しないことです。
「友達だけど、何かのきっかけで一線を越えてしまってもいいかも?」 と自分自身が少しでも思ったり、感じた時点で、本当の意味での男女の友情は成立しなくなってしまうものです。
成立するか、しないか? 全ては自分次第
男女の友情が成立するか、しないか? 全ては自分次第なのではないでしょうか?
他の人の意見や、周りの環境に流されず、強い自分の意思を持って「男女の友情は成立する。」という立ち振る舞いをしていれば、自然と周囲もあなたのキャラクターやポジションを理解してくれます。
(ライター/キタミカ)
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