女性が異性に求める条件として上位に上がるのが『温厚であること』。
いつも不機嫌だったり、すぐに怒鳴ったりする男性に一度でも当たったことがある人なら、その重要さを痛感していることでしょう。
でも世の中には一見温和そうに見えて、付き合ってみたら(あるいは結婚してみたら)性格豹変!?みたいなモラハラ男性も多いと聞きます。
では「自分の機嫌を自分で取れて」常にニコニコしていられる人なのかどうかを、どうしたらお付き合いする前に、見抜くことができるのでしょうか?
それにはまず、「自分で自分の機嫌をとる」とはどういうことなのか、その理解から始めなくてはなりません。
目次
自分で自分の機嫌をとる、とはどういうことか?
「自分で自分の機嫌をとる」という言い方をすると、常にご機嫌でいることや、感情を抑え込むことだと勘違いしている人がいますがそれは違います。
正確には、どんなに強烈な悲しみや怒りが湧き上がってきても、感情の奴隷になって誰かを攻撃しないように制御できるスキルを持つということです。
温和な人はなぜ怒鳴らないのか?
例えば、ものすごく温和な人が、レストランで配膳を待っているときに、お気に入りの一張羅に赤ワインをこぼされたとしましょう。
その時「いやいや、気にしないで。洗えば済むから」と謝るウエイトレスに笑顔を振りまいているシーンを想像してください。
このとき、周囲の人間は「あんなことされて全然怒らないなんて人間のできた人だ」と思うかもしれません。
しかし実際には、0コンマ何秒の世界で『何してくれてんねんヴォケ!』という怒りの感情は湧いてはいるのです。
ただ、その怒りを怒りのまま使わずに冷静になり、その時にとるべき最善の行動を瞬時に把握したのちに、「ニッコリと微笑む」という行動をとっているのです。
これがあまりにも一瞬なので、周囲の人からは「ご機嫌をとっている瞬間」が見えないのです。
自分で自分の機嫌を取れる人の特徴
これがわかると、どういう人が「自分で自分の機嫌を取れ“ない”人なのか」が良くわかります。
もう少し具体的に言うと「自分で自分の機嫌を取れる人」が絶対にしないことがあるので、それをした瞬間に「この人はニセモノだ!」と見抜くことができるのです。
「自分で自分の機嫌を取れる人」が絶対にしないこと
・他人を見下したり馬鹿にしたりする
・自分に都合の悪い話をすり替える
・差別的な発言、暴言
・意図的な無視
・過度なクレーム
・舌打ち
・他者への攻撃性を含んだ愚痴
・SNSの裏垢を持つ
・人によって接し方の態度を変える
自分で自分の機嫌を取れる人はこんな人
自分で自分の機嫌を取れる人は、上記のような行動をとってストレスや感情を発散させる必要がありません。
あくまでも誤解しないで欲しいのは、『ストレスは抱えるけど』だれかにそれをむやみにぶつけたりはしない、ということです。
もちろん、完璧な人はいないので、嫌なことが重なったりすれば、ちょっと毒づいてしまうこともあるので、全部が全部そうではありません。
ただもし「この人優しそうでいいかも」と思った人が、自分の感情をどこかにぶつけているのをみたら、ちょっと疑いの目を持つようになるだけでも、だいぶ見抜き方は上手になるはずです。
(川口美樹 /ライター)
■【誠実なフリに騙されないで!】誠実な男性と不誠実な男性の決定的な違い
■性格爆イケメンを落とすために必要な「ちょっとずる賢い」方法
■「ちょっと好き」な彼女が「本当に好き」な彼女になる瞬間、彼氏に何が起こる?何が変わる?