「遠距離恋愛になっても彼となら絶対に大丈夫」そう思って始まった遠距離恋愛なのに、結局別れてしまった。
……そういった経験をしたことがある女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
別れを決断したからといって、あなたと彼の気持ちが本物ではなかったということではありません。
遠距離恋愛には「好き」だけでは解決できない難題がたくさん詰まっているのです。
そこで今回は、遠距離恋愛が難しいといわれる現実的な問題をご紹介したいと思います。
現在遠距離恋愛中の方も、これから彼と遠距離恋愛を考えている方にも参考になれば幸いです。
1.お互いの状況がわからなくなる
距離が離れてしまうと、お互いが今どんな状況にあるのかわかりづらくなっていくもの。
仕事は忙しいのか、仕事が終わったあと何をしているのか……
そういったお互いの日常が、遠距離恋愛ではわからなくなっていってしまうんですよね。
日常がわかなくなるって、恋愛に置いてはけっこう厄介な問題でもあります。
連絡をいつしたらいいのか分からなくなれば自然に連絡を取る回数が減ってしまうし、日常がわからなくなると普段の何気ない会話のきっかけも分からなくなってしまいます。
少しずつ生じるズレは、二人の心が離れていく原因にも繋がっていきます。
本来は直接会って話すのが望ましいですが、ビデオ通話等を利用して、定期的に連絡を取り合い、近況報告をしあう事が遠距離恋愛ではとても大切だと思います。
2.会いたいときに会えない
会いたいときにパートナーに会えないって、すごく寂しいですよね。
もちろん、遠距離恋愛に限ったことではありませんが、遠距離恋愛においては特に解決法が難しい。
どうしても会いたくなったからといって、突然車を走らせることもできないし、夜行バスに乗り込むことだってできません。
次の日は仕事だってあるし、金銭的問題だってある。つまり直接会う事は「我慢すること」以外に解決法がない!
好きであれば好きであるほど、「会いたいときに会えない」という問題は二人にとって大きな壁になっていきます。
3.相手がそばにいないことに慣れてしまう
遠距離恋愛を続けると、パートナーがそばにいないことに慣れていきます。
相手がそばにいないことに慣れてしまえば、次第に付き合っている意味を見失うことになります。
悲しいことかもしれませんが、一連の感情の流れはいたって自然なことなんです。
「遠くの親より近くの親戚」という言葉もあるように、自分との距離が近い人に「情」や「絆」を感じる生き物。
相手がそばにいないことに慣れてしまえば、次第に心が離れるのは、人としてとても自然な感情なのです。
ですので、彼との関係を続けたいのなら、定期的に直接「会う」事を大切にするのはもちろん、彼の「不在」にも耐えられるように恋愛以外の趣味や仕事に没頭したりするのが大切かもしれません。
いつかきっかけがあって彼と一緒に暮らす事も出来るかもしれませんので、それまで寂しさに耐えられる様にしておくのは、決して無駄な事ではないはずです。
まとめ
いかがでしたか?
遠距離恋愛って、本当に難しいですよね。「二人なら絶対に乗り越えられる」と信じていればいるほど、別れは辛いものになるはずです。
しかし、遠距離恋愛がうまくいかなかったとしても、二人の「好き」という気持ちが嘘だったわけではありません。
別れを決断したすることになったとしても、自分たちを決して責めないでくださいね。
(ライター/遠矢晶子)
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