どうせお付き合いするなら、不誠実な人よりも誠実な人がいい。
当たり前のことすぎて、今更何をか言わんやという話ですが、実際は「誠実な人のフリをした不誠実な人」の餌食になっている女性のなんと多いこと。
この記事では、誠実な男性と不誠実な男性の「見た目にはわからない」違いについて解説していきます。
うわべの行動を信じるな、感じている痛みを信じろ
不誠実な男性の中には、女性が「誠実な男性が好き」なのを知っていて、誠実な男性のフリをするのが上手な人が、かなりの割合で存在します。
例えば、恋愛工学などの「女性と寝る回数」を至上命題にしている界隈では、何をすれば女性が自分のことを信用するか?のノウハウがこれでもかと共有されています。
そこには、「寒そうにしていたら気遣う」とか「車道側を歩く」といったことが、“そういった行為にこじつけるまでのノウハウとして“語られており、本当の意味で相手のことを思って推奨されているわけではありません。
ですから女性としては、そういった「一般的に誠実だと思える行動」をされただけで、その人のことを「誠実だ」と認識してはいけない、ということになります。
人は痛みに正直な生き物です
では、どのようにしてその人の「誠実さ」を見抜けば良いのでしょうか?
ポイントは、その行動の裏でその人がどれだけの痛みを感じているのか?を考えることです。
例えば仕事があまりにも忙しい(本当に年中無休レベル)人が、デートの2時間を予定に入れることは、スケジュール調整が「痛み」になるわけです。
しかし、仕事を毎日定時で帰れる人からすれば、デートの2時間を空けることに「痛み」を伴うことはありません。
同様に収入が低い人が、高価なプレゼントを購入するのは「痛み」を伴いますが、収入がある人が高価なプレゼントを購入するのは、大した痛みになりません。
人間は「痛み」に正直な生き物です。本当に大事にしたい人でない限り、積極的に痛みを被ってまでその人のために行動をしようとはしません。
このように、自分に対する行動がどれだけ痛みを伴ったものなのか?を想像することで、その人の誠実さのレベルをある程度推し量ることができます。
“痛み“を基準にするといろいろ見えてくる
この「痛み」の発想は様々なところに応用が聞きます。
例えばラインの返信を一つとっても、ラインを仕事などで使用している関係で、多方面からバンバン飛んでくる人と、
普段やりとりしている人数が大した数ではない人とでは、同じ「ラインを返信する」という行為でもかかるストレスが違います。
他にも
・親身に相談に乗ってくれるかどうか
・親や親友に積極的に会ってくれるかどうか
・将来のことを考えてくれるかどうか
なども全て、その人の感じている「痛み」を基準に考えれば、その人が真に誠実な人なのかどうかを見極める精度が上がって行きます。
ただし、この見極め方は一つだけ欠点があります。
それは、自分が普段から「痛み」を感じる側になっていないと、相手が感じているであろう「痛み」に気づけない、という点です。
あなたが普段から他人に対して真に誠実であれば、誠実でない人のことを見抜くのは簡単なんですよ。
(川口美樹 /ライター)
Photo by.Javier Canales
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