モラハラとは、「モラル=道徳、良識」「ハラスメント=嫌がらせ」で、モラルハラスメントの略語です。
主に大人同士の人間関係、会社や家庭で起こる、精神的なイジメや嫌がらせのことを言います。
あからさまなものもありますが、表面的には分かりずらい、無視や悪口、暴言などで相手をジワジワと蝕みます。
そんなモラハラ男と付き合ってしまうと大変。
彼からモラハラを受けて辛い思いをしているのに、ホレた弱味なのかモラハラに気が付かず「彼、普段はとても優しくて良い人なの。」などと言って、モラハラ男から離れられないどころか、無意識にかばってしまう女性もいるほどです。
お付き合いの初期段階、LINEから見極めるモラハラ男の特徴をご紹介致します。
返信がないと怒る
LINEには既読したか、していないか相手に通知されるシステムがあります。
あなたがLINEを読んでから直ぐに返信をしないと怒るような男性はモラハラ男です。
LINEを読んだとしても、仕事や用事などで、直ぐに返信できない場合もあります。
相手の内容によっては、慌てて返信するよりも、ゆっくりと落ち着いている時に文章を考え、返信したいこともあるでしょう。
そんな、あなたの事情を予測することができず、返信が直ぐないと怒り出してしまうのは、自分勝手なモラハラ男の可能性が高いです。
回数が多い、文章が長い
LINEは気軽に送れます。
短時間に短い文章を何度も送ってきたり、1回に物凄い長い文章を送ってくる男性には要注意です。
返信に困るような特に意味のない内容の、短くて多いメールを送ってくる男性は、かまってちゃん傾向にあります。
逆に、1回に物凄い長い文章を送ってくる場合は、大体が自分を知って欲しいが為の自分語りが多く、こちらの都合を考えていない自己中タイプ。
どちらにせよ、モラハラ男の可能性があります。
話が噛み合わない
実際に顔を合わせて会話をする場合は、表情やリアクションでなんとか会話を続けることも可能なので、話が噛み合わなくても気が付かないこともあります。
しかし、LINEメールでは、話が噛み合わない相手が一目瞭然です。
会話のキャッチボールが出来ず、一方的な自分語りや、自分報告ばかりの内容。
また、こちらの内容に対してはリアクションがない。
そんな風に感じたら、それは相手に興味が持てない、自分自分のモラハラ男です。
スタンプだけ送ってくる
特に意味のないタイミングでスタンプだけを送ってくる男性も危険です。
この場合は、2人の関係性によってモラハラかそうでないかが分かれます。
男性は、スタンプ送信に対して既読スルーをしても特に何も言わないかもしれません。
しかし、スタンプを受け取った、あなた自身が、意味のないスタンプに対して返信しなければいけない義務感を感じるようであれば、それは分かりずらいモラハラです。
本当に仲の良い友人や恋人、家族であれば、例え意味のないスタンプが送られてきたとしても、返信義務感も感じないでしょうし、既読スルーをしても罪悪感はありません。
何故なら、そのようなことでお互いの関係性にヒビが入らないほど、信頼し合っているからです。
さいごに
モラハラ男は、本人無自覚の場合がほとんどです。
また、相手の女性との相性やバランスによって、モラハラ度数は変化します。
「モラハラ加害者は、元モラハラ被害者である。」
というのは定説。
もしも、あなたがモラハラ加害者と深く付き合えば、次はあなたが、モラハラ加害者になってしまう危険性もあるのです。
モラハラになかなか気がつけない、モラハラ被害者の中には、幼い頃に両親や身近な大人から、真っ直ぐな愛情を受け取れず、安心感を得られず、精神的、肉体的に虐待を受けてきた人が多い傾向があります。
そんなモラハラ被害者は、ある意味、モラハラ加害者予備軍。
自分のモラハラスイッチを発動させない為にも、なるべくモラハラ加害者に近づかない努力をしなければなりません。
(ライター/キタミカ)
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