愛する人と一緒に暮らす同棲は、幸せだけれど長く続くと「飽き」が出てくるもの。
お互いにいるのが当たり前になると、刺激が減り愛情を実感する機会も少なくなり、「マンネリだな」と思う人もいるでしょう。
それぞれが生活の一部になってしまった同棲カップルが新鮮さを取り戻す瞬間とは、どんなときなのでしょうか。
改めて「色気」や「男らしさ」を感じるとき
「部屋の模様替えをするとき、ベッドの片方を軽々と持ち上げる彼氏の姿にドキッとしました。普段も買い物の袋とか持ってくれるけど、こういうときに改めて男の人なのだなと感じます」(女性/26歳/看護師)
「ずっとロングヘアだった彼女がボブくらいまでばっさり髪を切ったとき。見慣れた顔だったはずなのに、すごく新鮮で首筋とか近距離で見えることにドキドキしましたね」(男性/30歳/土木)
距離が近いと家族のような雰囲気になりますが、ふとしたきっかけで異性だと実感するのはやはり愛情があるから。
目の前で大きな変化があると、慣れた姿でも新鮮さがあり改めて「いいな」と前向きな気持ちになります。
普段とのギャップがいい意味で影響するのですね。
「いい恋人だね」と人に褒められたとき
「会社で雨が降ったときに駅まで迎えに来てくれる彼氏の話をしたら、同僚に『同棲中でもそこまでしてくれるって羨ましい』と言われ、慣れてしまっていたけど改めて愛情を感じました」(女性/28歳/総務)
「『お昼代の節約』と言って彼女がいつもお弁当を作ってくれるのですが、取引先の人に『毎日って大変ですよね、愛されていますね』と言われて、好物ばかり入れてくれるのを当たり前に思うのはいけないと改めて感謝しました……」(男性/33歳/営業)
自分では普通と思っていることでも、他人から見れば愛情あってこそ、と受け取られるのは照れくさくなりますね。
人からの視点で改めて「愛されているのだな」と感じるのは、幸せなことといえます。
感謝の気持ちを思い出すのもこんな瞬間で、お互いの存在に「ありがとう」と言えるのが理想。
相手がいないときに「自由より寂しさ」を感じるとき
「彼氏が長期の出張で部屋を空けたとき、掃除でもしてゆっくり過ごそうと思っていたけど部屋が広く感じて寂しくなりましたね。やっぱりいないとダメなのだなと思いました」(女性/31歳/配達)
「お盆休みに彼女が実家に帰り、ひとりでダラダラするのが新鮮でよかったのですが、2日もすると言葉を発しない自分に気がついて一気に寂しくなりました。ひとりの時間って長いし、無駄にLINEを送っていましたね」(男性/26歳/美容師)
同棲しているとなかなかひとりの時間がなかったりしますが、いざひとりになると今度は寂しく思うもの。
自由に過ごせると思っていたのに、そんな時間もすぐに物足りなさを感じるのは、自分の生活に相手の存在が必須だからです。
隣にいて当たり前だからこそ、欠けてしまうと自由より寂しさが上回るのですね。
おわりに
長く暮らせるのは仲が良い証拠でもありますが、距離が近いとどうしてもマンネリを感じやすくなります。
そんなとき、新しい刺激を入れるなら自分から行動してみるのが吉。
イメチェンしてみる、ふたりで楽しめるスポットを探すなど、視界を変えるきっかけを作ってみましょう。
(ひろた かおり/ライター)
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