あなたは、ありのままの自分を好きな彼にさらけ出せますか? 恋は、相手に自分を知ってもらうことから始まります。よそ行きに飾り立てた姿ばかり見せても、もちろん疲れてしまいます。できれば、「ありのままの自分」を好きになってもらいたいですし、それこそ恋成就の必勝条件だと言えますよ。
こんにちは。山本梨花子です。
『恋愛の苦しさ』……誤解を恐れずに言うと、そのほとんどは想像の産物で、被害妄想ともいえる部分が大きいように思います。
たとえば、片思いをしているとき。つい相手の気持ちを試すような態度をとって、自分が好かれているかどうかを探ろうとしていませんか?
そして、一方的な判断で「嫌われたかも」なんて不安に思って、本心とは裏腹な行動を取ってしまったり、そんな自分に自己嫌悪して落ち込んだり……。
冷静になりづらい状況を作り出してしまうのが、恋愛の苦しさです。
また、それこそが恋であるとも言えるでしょう。
敗戦を喫したスポーツ選手が、「プレッシャーに負けた」などと評されることがありますが、恋愛においてもプレッシャーによって持ち前の魅力や実力を発揮できないことが起こるのです。
素敵な恋を成就させるには、自分の実力を正しく発揮することが、とても大事。今回は、どうすれば好きな人に魅力や個性をスムーズに知ってもらい、関係を縮めていくことができるのかを考えてみます。
ありのままの自分を好きになってもらいたい
持ち前の魅力・実力を発揮することとは、「普段の自分を出す」。あるいは、「普段の振る舞いができる」と言い換えて良いでしょう。
緊張した状態になると、人は誰でも自然な振る舞いができなくなります。
つまり、「自分を良く見せよう」という見栄や背伸びしようとする欲が、魅力・実力を半減させて、萎縮させてしまうということ。
普段のリラックスした状態で、欲も見栄もない、自然体で素直な状況だと、あなたの素晴らしさは好きな人に正しく伝わるのです。
しかし、間違ってはいけない重要なポイントがあります。
それは、普段の姿、自然体で良いという意味を履き違えないこと。
「ありのままの自分を好きになってもらいたい」
そう望む女性は多いでしょう。
ただ、その「ありのまま」を掘り下げて言い換えると、こうです。
「自分は変わりたくないし、変わる努力もしたくないから、今のままでも気に入って好きだと言ってくれるといいな」
メイクやファッションを頑張るわけでもなく、周囲を特に気遣うこともしない。だけど、好きな人に『魅力的な女性』だと思ってもらいたい、という考え方です。
もちろん、好みの問題もあるので、何もせずに好かれる女性だっているでしょうが、この「自然体」の意味の履き違えが、成就させる恋も成就しなくなることに気づいてほしいのです。
家ではジャージの干物女は、やっぱり……!
例えば家でくつろぐとき。快適さを優先してジャージを着ている女性と、パステルカラーやフワッとした生地の可愛いルームウェアを着ている女性がいたとします。
ジャージを着ている人は多分、「こんな姿は人にお見せできない」と、人前に出るときだけ着飾り、緊張しながらも少し見栄を張ったりして、普段以上の自分を装うとするものです。けれど、どんなに取り繕ったとしても、しゃべり方や食べ方、立ち居振る舞いに普段の姿は映されてしまいます。
そのため、家に一人でいるときも、近所のコンビニに行くときも、それなりに容姿を気遣っていたり、「いつ誰に見られているかわからない」と気を配っていたりする女性は、好きな人の前に出ても、実はそれほど緊張しなくて済むのです。自然な振る舞いが好感を与えるでしょう。
前項で述べた「ありのままの姿を見せて魅力・実力を発揮する」とは、つまりそう言う意味なのです。
悪い意味でのギャップ
家にいる時と好きな人のそばにいる時のギャップが大きい人ほど、お相手に幻滅されるかも……とビクビクしてしまうでしょうか? あるいは、そんなのあり得ない! と一蹴してしまう?
ジャージやノーメイクのひっつめ髪、散らかった部屋に慣れている人ほど、「家で一人で居るときにオシャレする必要なんかない」とか「ほかに誰もいないから、散らかっていても気にしない」などと思うかもしれません。
でも、誰も見ていない自室での態度、食べ方、物の扱い方などが、好きな人の前でも無意識のうちに現れているものなのです。
身の丈に合った人としか出会えない理由
男運が良い・悪いと言われることがありますよね。
それは、「自分の身の丈に合った人としか巡り合えない」、あるいは「高嶺の花と出会ったとしても、自分が相手と釣り合いが取れていなければ結ばれることはない」という意味でもあるのです。
これまでのお話で言うなら、ジャージを着る人には、同じような感覚のお相手がお似合いで、実際に結ばれる確率が高くなります。
持ち前の魅力・実力を発揮できるかどうかは、男運の善し悪しも決めていると思うと、何が「ありのままの自分」なのかを、一度考え直してみたくなりませんか?
本気で恋人がほしいと思うのなら、自然と答えが出るでしょう。
(山本梨花子)
公開日:2017年8月17日
更新日:2019年1月9日
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