「あんなに好きだったのに、なんでこんなに気持ちが冷めちゃったんだろう……」
どれだけラブラブでも、付き合いが長くなればこのような気持ちは誰でも経験します。
そういうとき「どうして気持ちが冷めてしまったのか?」をきちんと理解すれば、相手への愛情を再燃させて、関係を長く続けさせることもできるかもしれません。
そこで今回は、大好きだった彼氏になぜ冷めてしまうのか、別れを考える前に確かめたいことを、心理カウンセラーの資格をもつ筆者がご紹介します。
彼氏への愛が冷めた理由1.彼氏からの「好き」が足りてない場合
「彼のことは別に嫌いじゃないけど、なんか異性として急に興味がなくなった」
と感じている女性は、彼氏からの愛情が不足しているのかもしれません。
「一緒にいて嫌な気持ちはないし、デートも頻繁にするけど……」
という場合、彼氏とは“恋人関係”ではなく“友だち関係”になっていると考えられます。
このような状態を脱するには、日常生活でさりげなく自分の好意を伝えることが効果的。
今さら、好きと言うなんて恥ずかしい……と考える人も多いと思いますが、難しく考える必要はありません。あらためて告白することはないのです。
たとえば、
「そういう真面目なところがすてきだと思うよ」
「食べ物の好みが似ていてよかった」
というように、かなり間接的な言い回しで大丈夫なので、ぜひ伝えてみてください。
彼も、あなたに対する気持ちをあらためて思い出し、愛情表現をしてくれるようになるかもしれません。
彼氏への愛が冷めた理由2.将来的なことを話し合っていない場合
彼氏に「結婚を意識している」と言われれば将来のビジョンをイメージしやすく、なにより安心感をもって彼氏と接することができます。
しかし、「とりあえず付き合おっか?」という感じで交際をスタートさせた場合、好意は安定しづらく、時間が経つにつれ冷めてしまうでしょう。
恋愛を長く、いい状態で続けていくためには、目標を設定することが大切です。
付き合いが長いほど、ちゃんと彼氏と向き合って将来のことを真剣に話し合ってみてはいかがでしょうか。
男性は結婚を“責任”と考えているので、彼女と将来の話をしたがらない傾向があります。
それでも、粘り強く誠意をもって話し合う姿勢を見せれば、彼氏もその思いに応えてくれるかも。
むしろそこできちんと向き合ってくれない彼氏とは、どれだけ付き合っても結婚はできない、できてもずっと責任から逃れる可能性が高いでしょう。
彼氏への愛が冷めた理由3.感謝されなくて不満がある場合
彼氏に日ごろから感謝されていない女性は、
「私がいて当然だと思わないで!」
「私はあなたのお母さんじゃないの!」
という不満を感じているケースが多いといえます。
またそれが、彼氏への愛情が冷めきってしまう原因にもなるのです。
付き合いが長くなると「ありがとう」と言うのがおっくうになったり恥ずかしく感じたりして、感謝の気持ちを忘れがちになるものです。
その結果、交際が終了するパターンはけっして少なくありません。
そのため、
「そういえば、感謝されないことに何度もイラッとしていたかも!」
と感じている女性は、自分から彼氏へ感謝の言葉を積極的に伝えるようにしましょう。
「いつもありがとう」
という言葉を投げかけられれば、彼氏も彼女のありがたさを再認識することができ、それほど経たないうちに彼氏から「ありがとう」と言ってもらえるようになります。
そこで「ありがとう」を受け取るだけで自分も返そうとしない彼氏とは、やはり付き合いを考え直したほうがいいかもしれませんが……。
まとめ
愛情が冷めたと感じたからといって、すぐに「もう終わりかな」と決断してしまうと、誰と付き合っても関係は長く続きません。
マンネリや停滞期は、どのカップルにも訪れること。
彼氏に対する思いが冷めたときこそ、“恋を長く続けていくために”自分がどのように行動するかが重要なのです。
(高萩陽平/ライター)
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