「彼氏を作るぞ!」と意気込み、毎週のように合コンやデートの予定を詰め込んで恋活に励むも、出会えども出会えどもお付き合いに発展することがなく数年が経過……。
ときには「いいな」と思った相手が実は彼女持ちだったことが後々のデートで発覚したり、好意を寄せてくれた男性がどうしても弟のような存在にしか思えず交際を決断しきれなかったり、そんな出来事がなかなか成果の出ないときに重なったりすると、恋活自体に疲れを感じるときがありますよね。(私の実話です。)
恋活が長引くと、「もう疲れた。こんなに大変ならもう恋人はいらない……」なんて思ってしまう時期が少なからずやってきます。今回はそんな恋活に疲れたときに大切にしたいことについてお話したいと思います。
立ち止まるのが怖いという想いを捨てる
たとえば、健康のためにするジョギングだとしても、睡眠不足や体調不良のまま無理やり走ると、余計に具合が悪くなってしまいますよね。恋活にも同じことが言えます。「恋に疲れた」「今は休む時だ」、そう感じたら休んで良いのです。いえ、むしろ休まないといけません。
結局、無理をするほうが効率は悪いのです。恋を休んでいる間に素敵な方との出会いのチャンスを逃すかもしれないと思うかもしれません。しかし、そのチャンスをきちんとつかむ準備が整っていなければ、目の前に現れても手に入れることができないのです。
私にご相談くださるクライアント様の中にも、恋活がつらいとおっしゃる方がいます。そういうとき私は、「今は頑張る時期ではないので、一度恋愛について無理をして考えるのをやめ、好きなことをする時間を増やしてください」とアドバイスしています。
スピリチュアルな観点からしても、好きなことや楽しいことをすると、自然と体が緩み、滞ったエネルギーが流れていきます。肩の力が抜けているときほど良いエネルギーが循環し、それに引き寄せられるように、現実も良い方向へと進んで行きやすくなるんですよ。
ですから、「恋活を休みたい」と思う自分を責めないでください。自分の感覚を信じることが大切です。
「理想の恋人」の定義を改めて明確にする
理想の恋人となかなか出会えないという悩みをお持ちのクライアント様には、理想の男性像があまり具体的ではなく、ぼんやりしているという傾向があります。
理想を明確に持つほど出逢いが遠のくと思われがちですが、そうではありません。現実は自分の思考と同じエネルギーで作られますから、ぼんやりしたイメージのままでは、理想の男性との出逢いはなかなか引き寄せられないのです。
恋活が長引くときほど、過去の恋活の結果を振り返り、理想の恋人像をより明確にする時間をできるだけ多く設けましょう。
これまで出逢ってきた人で「素敵だな」と思ったのはどんな部分でしたか?
お付き合いに踏み切れなかった彼の、どんな部分がひっかかったのでしょうか?
改めて紙に書きだしてみると、自分が本当に付き合いたいと思う人はどんな人なのかが、どんどんと明らかになってきます。イメージがクリアであればあるほど、返ってくる現実も理想に近づくのです。
ちょっと欲張りかなと思えるような男性像でもかまいません。「誰が何と言おうと、私はこういう人が好きなの!」――そう思えるまで、イメージを具体的にふくらませることが大切です。
最後に
私の話をさせてください。私は、恋愛を目的としていなかった飲み会で、今お付き合いしている彼と出逢いました。それまでに2年半もかかってしまいましたが、今思えばあの頃は、気合が空回りしていたなぁと思うのです。きっと、もっと早く肩の力を抜いておけば、より短期間で恋人ができていたかもしれません。
結局、力を抜いてリラックスしているときのほうが、現実はうまくいくのです。恋に疲れたら休んで大丈夫。それはあなたのエネルギーが教えてくれる「今が最善のタイミングではない」というサインです。どうぞそのサインを宇宙からの愛だと受けとめ、立ち止まることを恐れないでくださいね。
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