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"読み始めて「イラッ」とするページは、何度も読んでみてほしい。「イラッ」とするってことは、素直に読めない何かが引っかかってるかもしれないから"

 

この言葉は、アンドウミカさんの本『結婚したいと言わせる、愛される女になる本』(イースト・プレス)の「はじめに」からの引用です。どんなに多くのモテテクを読んでも、読み手に受け入れる姿勢がなければ無意味だということを言っています。

 

今回は、アンドウさんの著書より、受け入れさえできればきっと誰でも「愛される女」になれる教えを紹介していきます。

 

愛される女になるために 2か月続ければ「努力」は「当たり前」になる

 

「短所を抑えましょう。太っている人は痩せて、ガサツな人は清楚に振る舞いましょう」
などと言われても、「イラッ」として受け入れられない人が多いはずです。
「わかってるよ、けど努力なんてできない!」そう考えるとストレスを感じてしまうでしょう。

 

そのあたりについて、アンドウさんは「努力」についてこう述べています。

"人の脳は2か月でルーティンを覚えるから、最初は努力だと思っていたことが日々の当たり前になる"

 

お風呂上がりのエクササイズ、寝起きのケア。

 

なんでも日々繰り返しやり続ければ、精神的にも負担じゃなくなるのです。
2か月間「頑張る」のではなく、「体に覚え込ませる」ということ。

 

努力している人ほど「なんにもしていない」と言います。
それはきっと、嘘でも謙遜でもないでしょう。

 

努力を体で覚えた結果、当たり前になっているから、そう言えるのだということ。

 

 

愛される女になるために ギャップ萌えを狙う前に自分のキャラを知るべし

 

「ギャップ萌えを狙え」と言われて「ギャップ以前に、自分のキャラがつかめてないし……」
と反感を覚えてしまう女性は、自身のキャラクターと向き合う覚悟をそろそろ持ってみてはいかがでしょうか?

 

自己分析も大切ですが、友達に聞いてみることをアンドウさんは推奨しています。
とくに、"女友達から見た印象と男友達から見た印象が全然違う人もまれにいるので、
できれば男友達にも聞いてみよう"というのが注目ポイント。

 

実際、自分のキャラクターを把握せずに、ギャップだけ見せようとして失敗することは多いのです。

 

「いつもは清楚だから、飲み会の席では明るく振る舞おう」としてみたら「地味なタイプのクセに、酔ってバカ騒ぎしてる」なんて思われてしまうことも。
地味と思われているとわかれば、飲みの席だけでも少しおめかししてみるなど、工夫の仕方がわかるはずです。

 

怖いと思うかもしれませんが、まずは周りから見た自分自身を知ることが大切です。

 

愛される女になるために 「ウザくない愚痴り方」を覚える

 

人に「愚痴を言うな」と言ったら「うるさい、愚痴ぐらい言わせろ!」と逆ギレをされてしまった経験が、私にはあります。
また、そんな風に言うのは、大抵女性なのです。
男性だと素直に謝るのですが、女性は愚痴を言わなければ生きていけないのかもしれませんね。

 

ただ、そうやって開き直られても困ってしまいます…。

 

アンドウさんの著書にも"ウザくない愚痴り方をマスターしておこう"ということが述べられています。
具体的には、"アイス食べたら落ち着くから"の一言。
アイスでなくても、なにか落ち着くきっかけが明示されれば、それだけで聞く側の負担も減るのではないでしょうか。

 

男性に愚痴る場合、多くの男性は愚痴に対して問題の解決策を考えてしまうものです。
けれど、女性のほとんどは、解決策なんて望んでおらず、とにかく話を聞いてもらいたいケースが多いもの。

 

解決策が不要で男性に愚痴を言うときは、「今は愚痴だけ聞いてほしい。気持ちを落ち着かせたいだけだから」という旨を、しっかり伝えたほうがいいでしょう。

なんの前置きもなく愚痴を聞かされるだけなら、男性はどうすればいいのか戸惑ってしまいますし、正直ウンザリします。

 

そして、慰めてもらいたい場合は、「慰めて」とアピールするべき。
そうしなければ、男性という鈍感な生き物には気づいてもらえないものなのです。

 

どういう状況でも、好感をもたれるような振る舞いを心がけ、愛される女であることが、恋愛や結婚を望む上でも重要になってきます。

 

さいごに

 

アンドウさんの著書には、冷静に読んだら「当たり前」と思うことも、実は多いのです。
けれど、その「当たり前」のことをできていない女性が意外に多い様子。当たり前だからこそ、ハウツーとしてすすめられれば「そんなの知ってる!」と、つい反感を覚えるかもしれません。

 

けれど、アンドウさんいわく、愛される女性になるためにやるべきなのは「受け入れる」ことだけ。
それさえできたなら、どんな本や記事からでも学べることが多くなるはずです。

 

つらい「努力」をするのではなく、ただ「当たり前」のことをやってみましょう。

 

(平原 学/ライター)

参考:『結婚したいと言わせる、愛される女になる本』アンドウミカ/イースト・プレス

 

■男性からモテてもひがまれない女性の特徴
■男子が惚れる「媚びない女」は「無愛想な女」とは違います
■男女問わず、みんなに愛される女子になる4条件

 

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