最近、マシュマロというサービスを使って、匿名の質問に応えているのですが(https://marshmallow-qa.com/kawaguchi_aaa?utm_medium=twitter&utm_source=answer)、先日こんな内容のご相談をいただきました。
「3年付き合った彼に“自分の生活に必要のない人”とフラれてしまい、新しい恋をしようと思って人を好きになっても、相手に嫌われるのではと臆病になってしまう。仕事に集中しようとしても、好きになった人のことが気になりすぎてうまくいかない」
質問者さんは「つらくても、こうした経験していかなくてはいけないのでしょうか?」と聞いてくれました。そんな質問者さんに僕は、タイトルのとおり“どんなつらい経験も一瞬で楽しい経験になる魔法の方法”についてお伝えしました。その内容をカナウ読者さんにも共有します。
全ての体験を“楽しく”してしまう方法
生きていれば何かしらのことは経験していくものですから、何も経験しないということは不可能です。であれば、できるだけ“楽しい”経験を重ねたいですよね。
実は、人生“楽しい”経験だけをして生きていく方法がひとつだけあるんです。
まず、楽しい経験だけをして生きていくためには“ない”見方をやめ、“ある”見方を体得する必要があります。
半分の水が入ったコップを見て、半分しか“ない”と思うか、半分も“ある”と思うか……というアレですね。
要するに“できていないところ”や“かけているとこと”に目を向けるのではなく、“できているところ”や“もうすでにあるもの”に目を向けるようになれば良いのです。
“ある”見方でどんな体験も楽しくなる
全く同じ経験でもそれをどう解釈するかによって、つらくなったり楽しくなったりするものです。
今回の質問者さんの場合、こんな風に見方を変えられます。
・彼氏に突然フラれた→新しい恋に出会うキッカケを得られた
・新しい恋に臆病になっている→着々と失恋を浄化しつつある
・仕事にも集中できない→仕事に集中できないほど素敵な人に出会えた
・結論:私って超ラッキー!
あら不思議! 全く同じ経験なのに、“ある”見方に変えただけでつらい経験が楽しい経験に早変わりしてしまいました!
“ない”見方で生きると人生はずっとハードモード
逆に“ない”見方をすると「どうせうまくいかない。また同じことが起こるんだ」と思い前向きな行動ができなくなります。
これは学習性無力感といい、人の腰が重くなる最も大きな要因だと個人的には考えています。
自信がないから恋ができないと言っていると、いつまでも恋ができません。
恋が邪魔して仕事ができないと言っていると、いつまでも恋と仕事を両立できる大人になれません。
できない理由はやる理由
自信がないからこそ新しい恋に挑んで自信をつける必要があり、恋が邪魔して仕事ができないからこそ、恋も仕事も両立できる大人になる必要があるのです。
どんな体験であれ、それをできない理由にするか、できる理由にするかは物事の見方・解釈次第で変えられます。
できない理由を探す名人になると、行動しなくなる名人になります。
そうなればこの先の人生、それこそ辛い経験ばかりでしんどくて仕方なくなるでしょう。
“ない”生き方から“ある”生き方へ
“ある”見方になると行動する理由が見つかりやすくなります。
“できているところ”や“もうすでにあるもの”に目を向けるように、それに感謝できるようになり、次のチャレンジへのエネルギーも湧いてくるのです。
人生を楽しくいきたいと思う人は、水が半分しか“ない”生き方をせずに、水が半分も“ある”生き方を、この瞬間から選択していきましょう。
この瞬間にも「え、無理」と思い“ない”人生を選ぶ人がいて、「こりゃいいこと聞いた!」と思い“ある”人生を選ぶ人がいます。
あなたはどっちの人生を選びますか?
(川口美樹 /ライター)
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