最近は、紙の本だけでなく、スマホでもマンガを読んでいる人が多いと思います。
話題の作品を読んだり、中高生時代の名作を読み返したり、映画化している少女マンガの原作本を読んだりと、いったんハマると時間が経つのも忘れて読み進めてしまいますよね。
でも、少女マンガが好きな女性は、ちょっと気をつけたほうがいいかもしれません。
もちろんご存じとは思いますが、作品中に出てくるキャラクターは現実にはやっぱり、あり得ないのです。
ドSキャラが好きな女子は要注意
少女マンガでは、草食系男子はあまりウケません。
女性はグイグイと、多少強引にでもいいから、引っ張って行ってもらいたいものなのです。
そのなかでも、辛らつなセリフで乙女心をグサグサ突き刺すくせに、いざというときには優しくて、そのギャップにキュン……
そんなドSキャラが好きな女性は、一定数いるはずです。
たとえば、偏差値高めな生徒会長、学園の王子さま的存在、切れ者ビジネスマン、憧れの先輩……などなど。
ドSキャラは決まってスペックが高く、社会人でいうと完全に出世コースに乗っかっています。
なので、マンガの中では「そりゃモテるよね」と納得するとしても、
現実にこんな人がいたら、多くの女性は恋愛対象どころか「人としてどうかと思う」と、かなり幻滅するはずです。
たとえどんなに仕事ができるにせよ、顔がそこそこ整っていたにせよ、なにを言っても「ああ言えばこう言う」で人格否定まで。
ぐうの音も出ない返答ばかりされれば、腹が立って仕方ない! となるんじゃないでしょうか?
よほどのM気質をそなえていないかぎり、「マンガと現実は違う」と冷めるに違いありません。
俺様キャラ好きの女子も要注意
少女マンガ好きにはたまらないのが「俺様キャラ」。
つねに人の輪の中心にいて、なにもしなくても目立つ人気者だったり、無口で素っ気ないとしても、
「おまえはなにも考えずに俺の言うことを聞いていればいいんだよ」
とぶっきらぼうに言ったりして、ときめいてしまう女性は多いと思います。
でも、現実世界で「俺様キャラ」って、ただの自己中だったりします。
こっちの気分や都合はおかまいなし。
自分の意志と気持ちだけで行動するので、もし彼女になったなら、振り回されっぱなしになるはず。
しかも、「もういい加減にして!」と逆ギレすると、とたんに寂しがり屋になるとか、子どもっぽくいじけるとか……かなり面倒くさいかも。
キラキラの美しい「顔」があってこそ!
少女マンガには少女の夢はもちろん、社会人女子の夢も詰まっています。
キラキラの瞳とスリムで足長のスタイル、サラサラヘア……そんな容姿の美しさがあってこそ「ドS」も「俺様」も成り立っているわけで、リアルに実現できる生身男性はまずいないでしょう。
もしかしたら、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんや、竹内涼真さん、佐藤健さんなどは実現できるかもしれませんが、それにしたって「役」として作れるというだけのこと。
少女マンガの人気キャラは、紙面で見るからこそ、やっぱりすてきなのです。
リアルな世界での恋愛は、草食系でも凡人男子でも、目を細めて「コレもあり」と受け入れていく前向きさが大切かもしれませんね。
(カナウ編集部)
公開日:2017年11月13日
更新日:2018年12月12日