人間、嫌いな相手に対しては冷淡に接するものですが、好きな相手には甘くなってしまうものですよね。ただ無謀とも言える注文を無理して聞いてしまったことで、おかしな関係にこじれることは、よくあるもの。
そこで今回は、どんなに好きな男性からのお願いであっても、これだけは絶対に却下すべきものについてご紹介したいと思います。
●全部聞き入れるのはNG
いくら好きな相手でも、過剰に甘やかしてしまったり、厚遇が過ぎたりというのは問題なのですが、とくに恋愛においては惚れた弱みというものもあります。ついつい普通なら断るようなお願いでも、聞き届けたくなってしまうものです。
とはいえ、それが原因でお互いが険悪な関係になってしまうとか、普通の恋愛関係とは程遠い状態にもなってしまっては元も子もありません。良好な関係を続けるためにも、断るときはキッパリと断りましょう。
1.こちらの都合を無視したデートの注文は、聞き届けるべきではない!
まずは男性が自分勝手に、相手の都合も考えずにデート内容を決めてしまうというシチュエーションについて掘り下げたいと思います。
つまり「こういうデートがしたいけど、いいよね?」といった、半強制的なスタイルでデートプランを決定してしまう男性のわがままを甘やかしてはいけないということ。
この手の注文を毎回聞き届けていると、だんだん自分の意見が通りにくくなり、男性側の意思でしかデートができなくなってしまいます。それはもう健全な関係とは言えないでしょう。
毎度のデートでそんな感じなのですから、日常生活や性関係においても、なにかとあちら側の都合や要望が優先される傾向も強くなってしまいます。
恋愛って対等な関係のはず。あまり相手側の意見ばかり優先しても、いいことはほとんどありません。自分の主張と相手の主張が、半々程度に反映されるデートをできる相手を選ぶことは、その後の関係を円滑にする上でもかなり重要です。
2.お金にまつわるお願いは絶対却下!
それから、これこそ本題なのですが、
どんなに愛している男性からのお願いだとしても、お金にまつわる要求は安易に受けるべきではないでしょう。男性の中には、無駄遣いしても「彼女に頭を下げれば貸してくれるだろう」という短絡的なことを考えてしまうような、どうしようもないタイプっているのです。
若いうちはとくにその傾向も高いのですが、下手すると30、40歳になってもこのような思考のままの男性も。
そして大概、こういう男性にお金を貸してしまうと戻ってきません。付き合っている間はあまり気にならないのでしょうが、破局して他人同士になったとき、はじめて女性側が「そういえば貸したお金が戻ってきてないのが悔しい」という状況に陥ってしまうのです。
あなたの周辺でも、元カレの悪口を言う友達が「お金だっていっぱい貸してるのに、全然返してくれない」と愚痴っている光景を目にしたことはありませんか?
借りている男性にしてみれば、破局後にわざわざお金を律儀に返す気なんて、さらさらないのが実情なのです。だって、まともな男性は彼女にお金なんて借りませんから。
そう、お金を借りようとする時点で、その男性はまともではないのです。たとえどんな理由があったとしても、普通は自分でどうにか乗り切ろうとするものでしょう。
●おわりに
まとめてみると、恋愛関係をおかしくしてしまう要因は主に2つということです。
1つが彼氏の意思ばかり尊重され、デートでも彼氏が行きたいところにしか行けないというケース。もう1つがお金にまつわる問題ですね。
お金って結局、一番人間関係をこじらせる原因ですから、男女間には基本的にこの問題を持ち込むべきではありません。逆に言えば、理想的な男性の選び方をしたいなら、今回挙げた男性像の逆張りをすればいいということになるでしょう。
つまり、デートでも相手の意思確認をしてくれるような男性。そしてお金を貸してくれなんて野暮を言わない男性。こういうタイプを選んでいれば、交際中も、交際後も、嫌な気分になることないはずですよ。
(松本ミゾレ/ライター)
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